[目次]
[Zoom]と[ZOOM]
- このサイトでは[Zoom]と表記したら、遠隔会議ウェブサービスのことです。
- このサイトでは[ZOOM]と表記したら、レコーダーやオーディオインターフェイスをつくっている音響メーカーのことです。
インターネット関係の用語
【ローカルの原義】=[相対的に手前のハードウェア/環境]
- 相対的に手前にあるハードウェア/環境が[ローカル]です。
- 相対的に手の内にあり、直接手で操作できるハードウェア/環境が[ローカル]です。
【回線の手前】がローカル|この[ローカル]の対義語は[リモート]
- [ローカルの端末]←回線→[リモートのハードウェアやソフトウェア]
- [リモートの〔遠隔操作される〕ハードウェアやソフトウェア]として、ドローン、PC、カメラ、ロボットアームなどがある。
【生きた回線の手前】がローカル|この[ローカル]の同義語は[オフライン]、対義語は[オンライン]
- [オフライン]とは、[生きた回線と切断された状態]のことです。
- [オフライン]は、[インターネット回線と切断された状態]を意味することがある。
- [オフライン]は、[LAN〔ローカル・エリア・ネットワーク〕=組織内回線と切断された状態]を意味することがある。
- [オンライン]とは、[生きた回線と接続された状態]のことです。
- とくにサーバーの所在領域において、[ローカル]に近い意味になるのが[オンプレミス]という言い回しです。 自社内に[LAN〔ローカル・エリア・ネットワーク〕=組織内回線]を構築して、自社内にサーバーを設置している場合、これを[オンプレミスのサーバー]といいます。 [オンプレミスのサーバー]の対義語は、[クラウド]または[クラウドのサーバー]です。
- とくにサーバーの所在領域において、[リモート]に近い意味になるのが[クラウド]という言い回しです。 [クラウド]はインターネット回線の向こう側にある[他者が管理しているリモートのサーバー]といったような意味です。
【影響の範囲が狭い/手の内】ローカル|この場合の[ローカル]の対義語は[グローバル]
- [ローカル変数]←→[グローバル変数]
- プログラミング言語で、特定範囲内でのみ有効な変数が[ローカル変数]です。
- プログラミング言語で、広い範囲で有効な変数が[グローバル変数]です。
- 一般的な[グローバル〔全地球規模の〕]の対義語は[ドメスティック〔国内の/家庭内の〕]です。
[Zoomを介した生配信のアーカイブ動画]について[音質を改善する手立て]を考えてみました
[ビデオチャットツール]としてはDiscordのほうが〔Zoomよりも〕動作が軽く、高音質・高画質であるようだ
Discord〔ディスコード〕での通話を【高音質化】する設定
■コラボ必需『Discord/ディスコード』の通話音質を『高音質』する設定方法【現役Vtuberラバルルによるゲーム実況のやり方講座】
■OBSに『Discord/ディスコード』を別チャンネルで通話録画配信する設定方法【現役Vtuberラバルルによるゲーム実況のやり方講座】
[ゲーム配信・動画サイト]の[Twitch〔ツイッチ〕]のコミュニティを中心として、[チーム対戦プレー]の中でチームメイトとの意思疎通を図る[声によるチャット]のツールとして、[Discord〔ディスコード〕]は育ってきたようです。 ギークでマニアックなゲーマーからの厳しい注文に応え続けてきたのが[Discord]です。 [Discord]は、[文字によるチャット][声によるチャット][映像によるチャット]も可能です。
[Twitchでゲーム配信をしているゲーマー]という、ツールの性能・利便性への要求水準が高いユーザーの中で[Discord]は鍛え上げられてきたので、基本性能が高いのでしょう。
■Zoom vs Discord: Who Should Use Which?
■Discord vs Zoom Comparison - Can Discord Replace Zoom?
[OBS Studio]の諸設定
■【目指せイケボ!】OBSのマイク設定を『超高音質にする設定』【現役Vtuberラバルルによるゲーム実況のやり方講座】
■『OBSトラブル対処方法』音が出ない時の直し方【Vtuberラバルルによるゲーム実況のやり方講座】
■最強ゲーム実況配信ソフト『OBS』の使い方!「インストール&初期設定」編【現役Vtuberラバルルによるゲーム実況のやり方講座】
■YouTubeで配信する為の「OBS設定方法&ストリームキーについて」①エンコーダ配信編【現役Vtuberラバルルによるゲーム実況のやり方講座】
■『OBSトラブル対処方法』ゲーム画面が映らない時の直し方【Vtuberラバルルによるゲーム実況のやり方講座】
■『フルHD/1920×1080』をOBSで高画質な録画配信できる設定を低スペック〜高スペックまで設定の調整を丁寧に解説【現役Vtuberラバルルによるゲーム実況のやり方講座】
■『最高画質4K』をOBSで録画配信できる設定を丁寧に解説【現役Vtuberラバルルによるゲーム実況のやり方講座】
■OBSに『神LUT映像フィルター』を入れて超高画質にする設定【現役Vtuberラバルルによるゲーム実況のやり方講座】
■【OBS神設定】マイク設定でノイズを0にする方法【Twitterで100万再生】
■【OBS神設定】マイク設定でコレはやるべき!声レベルを完璧にする裏技【叫ぶ人&声小さい人必見!】
■【OBS神設定】超高画質で配信や録画をする方法&配信が止まる人はこの設定でなおります!~その他小技~
オフラインのローカル環境で録画した動画を無編集・撮って出しでアップロードする
私なりに、Zoomによる粗悪な音質についての解決策を考えてみました。
- [指向性が鋭いダイナミックマイク〔そもそもが低感度〕]に対して、[マイクの指向性が向かっている方向から、口を近づけて話す]だけで、【環境音】【残響】【リップノイズ】といった雑音の主要部分を、マイク収録の段階でカットすることができます。
- マイクの信号そのものが、雑音の少ないピュアな信号であれば、Zoomの[バックグラウンドノイズ〔アンビエントノイズ〕をキャンセルする機能]を利用する目的で、わざわざZoomを使う必要はありません。
- 仮に[生配信]のアーカイブを[完成品の動画]とする方式を、今後も踏襲すると仮定しても、対談する相手がいない状態で、Zoomを経由させる必要はありません。 Zoomは音質が劣化する元凶なので、必要以外は、Zoomを使わないほうが好ましいと、私は感じています。
- macOSに[OBS Studio]を導入し、[OBS Studio]から[YouTube]なり[Vimeo]なりのストリーミングサーバーに対して、生配信のデータをダイレクトにアップロードするだけで、アーカイブが残ります。
- ■ダウンロード | OBS
- [指向性が鋭いダイナミックマイク〔そもそもが低感度〕]が自由に選べるのはXLR接続のマイクであり、そうなるとオーディオインターフェイスが必要になります。
- ■USBコンデンサーマイクってどうなの!?メリットデメリットをご紹介
- [人用のマイクを2人分][人用のマイクと楽器用のマイク]など、[複数のマイクを使った生配信]にはオーディオインターフェイスが必要となります。
- [複数のマイクを使った生配信]をすることは、USBマイクでは無理です。
さて、macOSに[OBS Studio]を導入し、[OBS Studio]でPC/Macの画面を録画することもできます〔画面キャプチャー〕。
画面キャプチャーをするにあたり、キャプチャーの対象である画面には、[ピクチャー・イン・ピクチャー]で顔出しをすることも可能ですし、顔出しをしないで、静止画を全画面表示させておくことも可能です。 [ピクチャー・イン・ピクチャー]を全画面表示にすれば、全画面で顔出しにすることもできます。
PC/Macの画面をキャプチャーした動画を、PC/Macに記録しておく。 このやり方では、インターネット回線を介することなしに、その場で録音・録画しているだけですので、録音・録画したファイルが、高音質・高画質のファイルになります。 この高音質・高画質の録画ファイルを無編集のまま[YouTube][Vimeo]などのサーバーにアップロードすれば、高音質・高画質の動画を提供することができます。 いわゆる撮って出しです。
※[撮〔録〕って出し]とは、直前に収録した動画・音声を、ノーカット〔つまり無編集〕のまま、放送・配信する、動画・音声の供給形態をいいます。
なお、インターネット回線を介すると、[インターネット回線の速さ・安定性]に応じて、音質・画質が劣化します。 インターネット回線を介した[生配信]のアーカイブを[完成品の動画]とする方式だと、[インターネット回線の速さ・安定性]しだいでは、音質・画質が極度に劣化します。 このような危ない橋を渡らなくても、画面キャプチャーした動画を撮って出し〔無編集のまま〕で[Vimeo]にアップロードしたほうが、高音質・高画質な動画を提供することができます。
つまり「オフラインのローカル環境で録画した動画を無編集・撮って出しでアップロードする」のと、「[Zoomを介した生配信のアーカイブ動画]を[完成品の動画]とする方式」とでは、収録の手間は同じで、アップロードするのに時間を多少要する点だけが異なります。
たったそれだけの違いなのに、「オフラインのローカル環境で録画した動画を無編集・撮って出しでアップロードする」と、高音質・高画質な動画を提供することができるわけです。
[生配信]のアーカイブを[完成品の動画]とする方式そのものが、[インターネットの混み具合]という不安定要素が[完成品の動画]の[音質・画質]に影響を与える、という点において、そもそも問題なのだと思います。
画面キャプチャーに使うソフトは、[QuickTime Player〔macOSのみ〕]または[OBS Studio〔macOS/Windows/Linux〕]です。
- macOS機で映像・音声を収録する方法として、2つの代表的な方法があります。
- [QuickTime Player]〔macOSに最初からインストールされている〕使う。
- [OBS Studio]〔フリーウェア〕を使う。
[QuickTime Player〔macOSのみ〕]は[録画]ができ、[OBS Studio〔macOS/Windows/Linux〕]は[録画]も[配信]もできます。
【結論】:インターネット回線の向こう側に対談する相手がおらず、単独で動画をつくる場合の話をします。 そうしたソロでの収録の場合、《1》[Zoom]も《2》[生配信]も介する必要はありません。 [QuickTime Player]または[OBS Studio]で画面をキャプチャー録画した動画を撮って出し〔無編集のまま〕で[Vimeo]にアップロードしたほうが、高音質・高画質な動画を提供することができます。 このとき、[指向性が鋭いダイナミックマイク〔そもそもが低感度〕]に対して、[マイクの指向性が向かっている方向から、口を近づけて話す]という方式で画面キャプチャーを行ない、その画面キャプチャーされた動画ファイルを無編集で[Vimeo]にアップロードすれば〔撮って出し〕、高音質の動画を提供することができます。 キャプチャーされる画面を撮影するカメラとして、いいカメラを使えば、高画質にすることもできます。
【予告】:ソロでの収録の場合には、[Zoom]も《2》[生配信]も介する必要はありません。 他方、対談相手がいる場合には、[Zoom]を使いますけれども、[Zoom]の音声を使わずに、[オフラインのローカル環境で録音した音声]を使うことによって、[音声だけを差し替える]ことが可能となります。 [Zoomで対談をするけれども、音声だけを差し替える]ためには、[オフラインのローカル環境で録音した音声]が必要です。 [オフラインのローカル環境で録音した音声]の収録方法には、【1】[PC/MacにインストールしたAudacityを使った音声収録]と【2】「クロックの正確なボイスレコーダーである、ZOOM・TASCAM・SONYのボイスレコーダーを使った音声収録]とがあります。 【1】は、お金こそかからないのですけれども、PC/Macのスキルがないとできません。 【2】はボイスレコーダーさえ用意すれば、誰でも可能です。 以下に映画の[カチンコ]の話などが出てきますけれども、それは[Zoomで対談をするけれども、音声だけを差し替える]方式を使うために必須の知識なのです。
■TASCAM ボイスレコーダー(ボイスレコーダー ICレコーダー)
■SONY ボイスレコーダー(ボイスレコーダー ICレコーダー)
カチンコを鳴らす|[動画と音声][動画と動画][音声と音声]を[音声波形の目視]で手動同期させる
映像制作会社が業務として行なう映像収録で、[録音機〔ボイスレコーダー/フィールドレコーダー〕]と[カメラ]とを同時に回す〔[音声別録り]をする〕ときには、[何月何日何時]と日時を口頭で言ってから柏手〔かしわで〕をパンと打つようです。
[柏手をパンと打つ]のは、[録音機の音声]と[カメラの音声]の両方に、同じタイミングで、音声波形の目印を入れるためです。
この[柏手をパンと打つ]という行為は、[映画撮影でカチンコをカチンと鳴らす]のと同じ行為です。
時間的な意味での前後が無音の状態で、[パン][カチン]と、急に大きな鋭い音を入れておくと、動画編集ソフト上で音声波形として鋭くとがって目立つので、[映像]と[音声]のタイミングを合わせるときに、鋭くとがった部分を目印にすると、合わせやすいのです。
- [録音機の音声]をファイル1とします。
- [カメラの映像+音声]をファイル2とします。
- 動画編集ソフトを開き、ファイル1とファイル2を、タイムラインにドラッグ&ドロップします。
- 《1》[ボイスレコーダー/フィールドレコーダー]に記録された音声クリップ〔ファイル1に由来する〕
- 《2》[カメラ]に記録された動画クリップ〔ファイル2に由来する〕
- 動画編集ソフトのタイムラインに、《1》と《2》の音声波形を表示させます。
- 音声クリップ・動画クリップともに、[柏手をパンと打ったことにより、鋭い山になった音声波形の位置]は、クリップの先頭に近い部分にあります。
- 《1》と《2》の音声波形を目視して、《1》と《2》の鋭い山になった音声波形の位置が、縦軸にかんして一致するように、《2》を[マウスによるドラッグ&ドロップ]によって微細にスライドさせて、合わせ込みます。
- それは[動画]に対して[音声]を、手動で同期化〔synchronization:シンクロナイゼイション〕させたことを意味します。
- 以上の作業によって、[動画]と[別録りした音声]とを、手動で同期化させることができました。
- このようにして[動画と音声][動画と動画][音声と音声]を手動で同期化させることができます。
Zoom対談における[動画の差し替え]という手法
■「Mac? Windows? それともiPad?@瀬戸弘司 / Koji Seto と語る超シネマティック対談」第1318話 ※ 全てiPad ProとLumaFusionで編集です
■「@amity_sensei と語るYouTuberの憂鬱と未来」第1588話 #シネマティック対談
以上の動画においてdrikinさんが行なっている[シネマティック対談]は、[インタビューワー〔インタビューする側:drikinさん〕]と[インタビューウィー〔インタビューされる側:瀬戸弘司さん/アミティ先生〕]の双方において、オフライン〔インターネットとは関係ない状態〕で撮影した動画ファイル〔.mov / .mp4〕を収録し、その動画を使って最終版をつくっています。
[シネマティック対談]とは、YouTuberのdrikinさんが命名した、[カラーグレーディングをほどこしてある、高音質・高画質な対談動画]のことです。
[シネマティック対談]を収録する手順を説明します。
- drikinさんと瀬戸弘司さんの[シネマティック対談]について説明します。
- ミラーレスカメラを使った、Zoomでの対談を行ないます。
- このとき、ミラーレスカメラにおいて、《1》[Zoomに流す映像を得る]とともに《2》[カメラ内で録画も行なう]という二重のことを行なっています。
- 収録の冒頭において、[せーの、パン]というふうに、Zoomを通じてつながっている2名の出演者が同時に柏手を打ち、インタビュー収録を最後まで終えます。 このときミラーレスカメラに収録された、高画質・高音質の動画データを、左右に分割して、[出来上がりの動画]としているだけです。 このときZoomは、会話を同期させる道具としてのみ利用している。 ここに注目です。
- インタビュー収録後に、[インタビューされる側:瀬戸弘司さん]が、ミラーレスカメラのSDカードから動画ファイルを取り出し、[インタビューする側:drikinさん]に対して、その動画ファイルを転送します。
- 動画ファイルの転送には、[データ便][firestorage〔ファイヤーストレージ〕][GigaFile便〔ギガファイル便〕]などを使います。 つまり、特定のサーバーに対して瀬戸弘司さんがアップロードした動画ファイルを、drikinさんがダウンロードするわけです。
- 最後に、[インタビューする側:drikinさん]が、自分のミラーレスカメラのSDカードから動画ファイルを取り出して、動画編集ソフトのタイムラインにのせます。 またdrikinさんは、瀬戸弘司さんがアップロードした動画ファイルを、動画編集ソフトのタイムラインにのせます。 そうしたうえで、2つの動画ファイル〔動画クリップ〕を、drikinさんが[せーの、パン]の音声波形を頼りに同期化し、1画面を二分割して、2本の動画を同時に流した動画として仕上げます。 この動画は、冒頭と末尾の余計な部分だけカットするだけで、基本的には撮って出し〔無編集〕のまま、YouTubeにアップロードします。 その結果が[シネマティック対談]です。
- 結局、対談はZoomで行なうわけですけれども、Zoomは対談におけるタイミングを合わせる道具として利用しているだけです。 [シネマティック対談]の中身は、2名がそれぞれ別個に、ローカル〔インターネット外〕でミラーレスカメラを使って撮影した、別々の2本の動画です。 ただし、その別々の2本の動画の中身が、インタビューにおける対話のタイミングとして、ぴったりと合っている動画である、というだけのことです。
- しかし、インタビューにおける対話のタイミングを合わせるためには、電話なり、Zoomなり、対話を行なう道具立てが必要となる。 それだけのことです。
結局、Zoomの低音質・低画質にまったく影響されずに、対談動画を完成させるためには、Zoom参加者それぞれのローカル環境において、[音声・映像をクリアに録音・撮影するマイクとカメラ]が必要になる、というわけなのです。
Zoom対談における[音声の差し替え]という手法
drikinさんの[シネマティック対談]にかんして、[音声・映像をクリアに録音・撮影するマイクとカメラ]が必要になる、という部分を、[音声をクリアに録音するボイスレコーダー]が必要になる。 そのように書き換えて実行することを考えてみます。
つまり、[高画質のミラーレスカメラ]を使って[動画まで高画質にする]という部分を放棄します。
いいかえれば、[ボイスレコーダー]を使って[音声だけ高音質にする]というところ以上には深入りしません。
つまり、Zoomでの対談にさいし、[インタビューする側][インタビューされる側]の双方が、それぞれのローカル環境でボイスレコーダーによる録音を行なうわけです。
あとは、[シネマティック対談]と同じやり方で、作業を進めるだけです。
このとき、Zoomでの対談映像が必要な場合には、[インタビューする側]のローカル環境で、画面キャプチャーをします。
つまり、画面にZoomアプリの映像をフルスクリーンで表示した、その画面全体を録音・録画する〔画面キャプチャーする〕わけです。
ZOOM・TASCAM・SONYのボイスレコーダーについて[クロックが正確]とは、どういう意味なのか?
ZOOM・TASCAM・SONYのボイスレコーダーは、クロックが正確です。
- [クロックが正確]とは、「ZOOM・TASCAM・SONYのボイスレコーダーで収録した音声を[カチンコの波形で合わせる方式]で採用しても、ほとんどズレが出ない」ということです。
- [クロックが正確]とは、「ZOOM・TASCAM・SONYのボイスレコーダーに使用されている、同期のために発信器がズレのない正確な周波数を刻んでいる」ということです。
- [クロックが正確]な録音機で収録した音声は、尺〔しゃく:時間の長さ:duration〕が正確である、ということです。
- おかしなボイスレコーダーは、[クロックが不正確]なので、尺がおかしいため、[カチンコの波形で合わせる方式]を使っても、後ろのほうで、映像と音声がズレてくることがあります。
ですので、ZOOM・TASCAM・SONYのボイスレコーダーを使うのが適切でしょう。
■TASCAM ボイスレコーダー(ボイスレコーダー ICレコーダー)
■SONY ボイスレコーダー(ボイスレコーダー ICレコーダー)
ZOOM・TASCAM・SONYの[普及価格帯のボイスレコーダー]
生配信と同時にバックアップ録画/録音をする
せっかく生配信をしたのに、システムエラーでアーカイブ動画が消えてしまった。 そこから学び取ることができます。
収録体制の冗長化
音声収録・映像収録においては、必ず冗長化〔二重・三重のバックアップ体制の整備〕を行なっておきます。
生配信を行なうとき、例えば、《1》[バックアップ1|ハンディカム]、《2》[バックアップ2|ZOOM ボイスレコーダー]の両方を、同時に回しておくことが冗長化の具体的な例です。
■FDR-AX45A | デジタルビデオカメラ Handycam ハンディカム | ソニー
[FDR-AX45A]の前機種である[FDR-AX45]は、YouTuberのスーツ交通さんが使って4Kで[列車の旅]を収録している機器であり、[空間光学手ブレ補正による、酔いづらい安定した映像]と[高画質]と[頑丈さ]で定評があります。 その[FDR-AX45]のマイナーチェンジ版である[FDR-AX45A]は、9月30日に新発売です。
■私のSony α7R3 が見事に波にやられて、壊れてしまいました!そのあとは?Sonyの長期ワイド保証で新品交換!海ポートレート撮影で気をつけるポイント!105mm無事【イルコ・スタイル#244】
SONY製品の購入は、少し割高に感じたとしても、SONYストアにおいて[長期保証<3年ワイド>][長期保証<5年ワイド>]などの[長期保証]をなるべく長く付けて購入するのが安全でしょう。
SONY製品が壊れたとき、無料で修理できたり、故障がひどくて全損だった場合、1回のみ新品と交換できる場合があるなど、[長期保証]を付けておくと、ピンチのときに助けられることがあります。
ハンディカムは長回しができる
ハンディカムのバッテリーには[小|NP-FV50A][中|NP-FV70A][大|NP-FV100A]があります。
ハンディカムは、例えば、[大|NP-FV100A]を装着しても大丈夫です。 それはハンディカムの後端部にバッテリーを出っ張らせるかたちで装着する形式であるため、大きなバッテリーでも、その大きさが後ろへ伸びるだけだからです。
- ミラーレスカメラやコンパクトデジカメでは、バッテリーを本体内に内蔵するため、バッテリー容量に限界があり、電池持ちの面で[安心して長回し〔長時間録画〕ができる]とはいえません。
- ハンディカムの場合、[中|NP-FV70A]や[大|NP-FV100A]で撮影しておけば、SDカードの容量が尽きるまで、長回し〔長時間録画〕ができます。
- 4K〔2160p〕で撮影すれば、電池は早く尽きてしまいます。
- フルHD〔1080p〕で撮影すれば、電池は長持ちします。
- 語りが中心の動画なら、フレームレートは[29.97fps|30fps]で十分です。
- ミラーレスカメラやコンパクトデジカメでは、とくに4K動画の撮影時に、熱停止〔高熱状態になったことによる動画撮影の強制終了〕がしばしば起こります。
- しかし、ハンディカムはイメージセンサー〔最大の熱源〕が小さいため、熱停止は、まず起こりません。
- つまりハンディカムは、[電池持ちの良さ][熱停止のしにくさ]という2点において、安心して長回し〔長時間録画〕ができるわけです。
語りを中心とする動画コンテンツの場合、[安心して長回し〔長時間録画〕ができる]という条件を最も重視したいものです。
■NP-FV50A | デジタルビデオカメラ Handycam ハンディカム | ソニー
■NP-FV70A | デジタルビデオカメラ Handycam ハンディカム | ソニー
■NP-FV100A | デジタルビデオカメラ Handycam ハンディカム | ソニー
■アクセサリー一覧 | デジタルビデオカメラ Handycam ハンディカム | ソニー
■ハンディカムの良し悪し 【SONY AX40】 【PILOTFLY Adventurer R】
[ダウンコンバート]という裏ワザ
例えば、ハンディカムを使って[4K〔2160p〕/30fps]で撮影した動画データを、動画編集ソフトに読み込んで、[フルHD〔1080p〕/30fps]で書き出します。
そうすると、[4K]の映像を[フルHD]に凝縮することになり、単なる[フルHD]よりも解像感の高い、緻密な画質になります。
これを[4KからフルHDへダウンコンバートしたことによる圧縮効果]などという場合があります。
以下のYouTube動画〔生配信のアーカイブ〕が[オーバーサンプリングによる圧縮効果]の実例です。
[【生放送】新環境での通信テスト]の生配信の撮影条件を、この動画の音声や[よっちゃん]の他の動画から拾いました。
[α6500|4K〔2160p〕24fps]→HDMIクリーン出力→[キャプチャーボード]〔ここでダウンコンバートされる?〕→USB→[PC]の[OBS Studio|フルHD〔1080p〕24fps]→[インターネット回線]
- [キャプチャーボード|Elgato Game Capture HD60【旧機種】]■【ガイド】Elgato Game Capture HD60 Sの使い方・設定方法 - 新・VIPで初心者がゲーム実況するには
- [SONY α6500]■α6500 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
- [SONY E 35mm F1.8 OSS]■E 35mm F1.8 OSS | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
- [audio-technica AT20XX〔コンデンサーマイク〕]■マイクロホン|株式会社オーディオテクニカ
- [Steinberg UR12等]■Steinberg - Google ショッピング
※なお[Elgato Game Capture HD60 S]は、M1、M2などAppleシリコン搭載のmacOS機には未対応だそうです。 こうしたゲーム関連機器は、Windowsには対応しても、macOSに対応しない場合もあるようです。
[ダウンコンバートしたことによる圧縮効果]は、コンビニにあるコピーで縮小コピーをすると体験することができます。
これは1980年代のFjitsu OASYS〔ワープロ専用機〕やNEC PC-9800シリーズが全盛期の話です。 昔のワープロ文字は、ドットインパクトのプリンターで、一辺が24ドットの10.5ポイント〔5号活字〕の文字として打ち出されていました。
- 例えば、[Adobe Illustratorのデータ]は、拡大してもジャギー〔階段状のギザギザ〕が出ない、ベクター形式の線画データです。 フォントのデータ、SVG形式のデータは、このベクターデータです。
- 例えば、[Adobe Photoshopのデータ]は、拡大するとジャギーが出る、ラスター形式の画像データです。 ラスターデータのイラストは、拡大すると、ジャギーが出て、拡大し切った最後は、正方形のドット〔ピクセル〕になります。
この10.5ポイント/24ドットの文字〔ラスターデータ〕を、できるだけきれいに見せるために、昔は[拡大製版]という手法を使っていました。
昔はコピー機の拡大・縮小の倍率を、数値で合わせていました。
- 141%とは、[A4→A3][B5→B4]などの倍率です。
- 71%とは、[A3→A4][B4→B5]などの倍率です。
印刷物の[仕上がり寸法]がA4のとき、コピーの元原稿〔版下:はんした〕をA3サイズでつくります。 つまり、印刷物の[仕上がり寸法]の2倍の版下をつくります。
印刷する文字サイズを倍にして、A3サイズの用紙に文字や罫線をプリントアウトします。 このA3サイズの版下に、手書き文字やイラストなどを、2倍のスケールで書き込んでいきます。
この版下に71%の倍率で縮小をかけて、[A3→A4]というように半分のサイズでコピーします。
そうすると、出来上がったA4の紙には、きめ細かな印刷文字、手書き文字、イラストなどが解像度高く印刷されて、とてもきれいに見えます。 24ドットの文字とは思えません。
デカい文字としてプリントアウトした版下を、小さい文字のかたちにカメラで縮小してやると、出来上がり寸法そのままの文字サイズを24ドットでプリントアウトするよりも、文字のドット数が多くて、きれいなフォントのように感じるのです〔圧縮効果〕。
印刷会社では、141%で[拡大製版]した版下を、カメラで71%に縮小して、フィルムを焼いていました。 昔はフィルムに文字や写真を焼き付けていたわけです。 フィルムの色はアンバー〔濃いオレンジ〕で、そのフィルムに黒い文字や写真が写し込まれていました。
この[拡大製版の原理]=[圧縮効果]を、どのカメラでも使っています。
4K動画のデータを得るために、5.7Kで撮影したものを、ダウンコンバートして、4K動画を得ている。 そういうカメラもあります。 ウェブやカタログでは、このことを[5.7Kオーバーサンプリング]などと表現しています。
■GH6商品概要 | DC-GH6 | Gシリーズ 一眼カメラ | 商品一覧 | デジタルカメラ LUMIX(ルミックス) | Panasonic
■パナソニックが「DC-GH6」の開発を発表、2021年末までに発売予定 [内容更新] - デジカメinfo
別録り音声は[16bit/48kHz リニアPCM〔.wav〕]で収録する
通常、ビデオカメラの動画のクロックは48kHzなので、別録り音声は[16bit/48kHz リニアPCM〔.wav〕]という形式にすることが大半です。
このとき[48kHz]=[秒間48000回]を正確に刻むことを、[クロックの精度が高い]と称しているわけです。
結局、ボイスレコーダーやフィールドレコーダーで、動画に対する別録り音声を収録する場合、[16bit/48kHz リニアPCM〔.wav〕]という形式で収録しておけば、ほぼ間違いがない、ということです。
音声収録はZOOMのボイスレコーダー/フィールドレコーダーを使い[32bitフロート録音]で
屋外撮影の多い映画業界・映像業界において、ZOOM・TASCAM・SONYうち、最も信頼されている音声収録機器メーカーはZOOMです。
ZOOMは音響機器の日本のメーカーで、遠隔会議ウェブサービスのZoomとたまたま同じ名前ですけれども、2つの会社は無関係です。
ZOOMの機器は、[タイムコード同期機器・タイムコード同期ソフトとの親和性が高い][32bitフロート録音に対応した機種が豊富にある]という、少なくとも2点において、抜きん出ています。
■[映像クリエイターが知るべき録音術]Vol.08 32bitフロート録音を実践せよ - PRONEWS : デジタル映像制作Webマガジン
[32bitフロート録音]とは、録音レベル調整が、ほぼほぼ必要ない録音形式です。
広く知られているように、ピアノの音声収録は、きわめて難しいものです。
ピアノを音声収録するレコーダーとしては、ピアニシモの最小音量から、フォルテシモの最大音量までの幅〔いわゆるダイナミックレンジ〕として、広いものが求められます。
つまり、広大なダイナミックレンジをもつ録音機器でなければ、小音量ならノイズに埋もれ、大音量なら音割れしてしまいがちなのが、ピアノという音量差が激しい楽器なのです。
また歌舞伎や相撲で使われる拍子木の柝の音〔きのね〕など、音波として鋭くとがった音源は、すぐにクリップ〔飽和〕して、波形の尖った先頭の三角形領域のデータが消失してしまいます。
そういうピーキーな音源でも、[32bitフロート録音]ならば、きちんと収録できます。
[32bitフロート録音]は拡大してもジャギー〔階段状のギザギザ〕が出ないベクターデータのようなイメージ
ここで、[32bitフロート録音]のイメージをお伝えします。
- 例えば、[Adobe Illustratorのデータ]は、拡大してもジャギー〔階段状のギザギザ〕が出ない、ベクター形式の線画データです。 フォントのデータ、SVG形式のデータは、このベクターデータです。 ベクターデータのイラストは、どんなに拡大しても、ジャギーのない相似形になります。 したがって、ロゴマークのデザインなどは、ベクターデータで納品するようです。
- 例えば、[Adobe Photoshopのデータ]は、拡大するとジャギーが出る、ラスター形式の画像データです。 ラスターデータのイラストは、拡大すると、ジャギーが出て、拡大し切った最後は、正方形のドット〔ピクセル〕になります。 写真データ、動画データは、このラスター形式のデータです。 カメラの[有効画素数:3300万画素]など、イメージセンサーの解像度は、ラスターデータを生み出すイメージセンサー上の有効な画素の総数〔有効なピクセルの総数〕です。 [3300万画素]は[3.3メガピクセル]です。
[32bitフロート録音]のイメージは、こんな感じです。
[32bitフロート録音]で収録された音声データは、その音声波形が、まるでベクターデータのように、拡大・縮小が自在であり、いくら拡大しても無劣化な〔ジャギーが出ない〕感じなのです。
[音声波形を拡大しても無劣化]とは、きわめて小音量の音源であっても、音量を増大させて聞くことができ、そのときホワイトノイズがほとんど感じられない、といったようなことです。
ピアニシモの音源を増幅しても、ホワイトノイズの増大が、音声信号の増幅の大きさに比例せず、ホワイトノイズの音量が、きわめて低いレベルで推移する、ということです。
したがって、[32bitフロート録音]を使った収録では、常識的な範囲の録音レベルでテキトウに録音しておけば、[大音量でもヒズミ〔音割れ〕が出ない〔出づらい〕程度まで減衰させることができる〔図形の縮小〕][小音量でもノイズに埋もれないレベルまで増幅することができる〔図形の拡大〕]という、柔軟な音声データが得られるのです。
つまり[32bitフロート録音]で収録した音声ファイルは、ポストプロダクション〔ポスプロ=収録後工程〕において、いくらでも調整ができるわけです。
[32bitフロート録音]は、映像収録における音声さんにとって、驚天動地の大革命なのです。
[ピアノ音声の収録][肉声の収録]といった、最小音量と最大音量との偏差が大きい音源〔録音機器に広大なダイナミックレンジを要求する音源〕にかんしては、[32bitフロート録音]で収録するのが正解です。
■どんな爆音を入れても絶対クリップしない! ZOOM F3が、ついに32bit float対応の革命的オーディオIFに
映像業界/映画業界において、ZOOMの[32bitフロートレコーダー]が広く使われ始めた結果、[32bitフロート録音]の革命が広がっており、動画の音質がどんどん向上しています。
そういう動画がYouTubeなどに流れている環境下にあって、自分が音質の悪い動画を出していると、かなり劣って見えてしまうので、注意が必要です。
[32bitフロート]のオーディオインターフェイスがZOOMから2022年の冬に発売予定|ピアノ収録にも使えそう
■業界初の32ビットフロート対応 オーディオ・インターフェース | ZOOM
ZOOMは[June 09, 2022|32ビットフロート対応オーディオ・インターフェース2機種を発表|UAC-232 / UAC-432、2022年冬発売予定]とのことです。
この2022年冬発売予定〔未発売〕の[UAC-232 / UAC-432]という2機種のオーディオインターフェイスを使うとき、macOS機においてカンタンにループバック機能〔PC内音声をいったんオーディオインターフェイスに取り出して、オーディオインターフェイスにおいて、マイク音声とPC内音声とをミキシングしてた音声をつくり、そのミックスされた音声をPC内に差し戻すこと〕が利用できるとしたならば、強力な購入候補になり得ます。
例えば、ピアノ生配信などを行なう場合に、[UAC-232 / UAC-432]による[32bitフロートによるエンコーディング]が行なわれると、ヒズミ〔音割れ〕のない、クリアなピアノサウンドを生配信することができるでしょう。
■【32bitフロート録音対応】今話題のZOOMフィールドレコーダー「F2/F2-BT」「F3」「F6」「F8n Pro」の魅力を徹底レビュー|TuneGate.me
ZOOMという会社は、社長が社員にチャレンジさせる社風をもっているので、新しいことを精力的に行なっていきます。
ボイスレコーダーやフィールドレコーダーなら、ZOOMの機器を買っておくのが、たぶん正解だと思います。
■驚異の録音性能32bitフロートレコーダーZOOM F6&F2の開発者に聞く「32bitフロート録音の技術とは」 - PRONEWS : デジタル映像制作Webマガジン
[32bitフロート録音]ができるボイスレコーダー/フィールドレコーダー
■価格.com - ボイスレコーダー・ICレコーダー 比較 2022年人気売れ筋ランキング
[32bitフロート録音]ができるボイスレコーダー/フィールドレコーダーは、下記の5機種だろうと思います。 大人気の[ZOOM F3]は在庫がなくなっており、入手できないようです。
- 【ZOOM】■F2 Field Recorder | ZOOM
- 【ZOOM】■F3 2-Channel Field Recorder | ZOOM
- 【ZOOM】■F6 6-Channel Field Recorder | ZOOM
- 【ZOOM】■F8n Pro | ZOOM
- 【TASCAM】■Portacapture X8 | 仕様 | TASCAM (日本)
■銀一(GIN-ICHI) | プロフェッショナル映像・撮影機材専門店
■商品検索システムファイブ 銀一オンラインショップ | 撮影用背景-プロフェッショナル映像・撮影機材専門店
ZOOMの機器の中で、最も安価な[32bitフロート録音]ができるレコーダーは、[F2]と[F2-BT]です。
[F2]はBluetoothなしで、Bluetoothを用いたタイムコード同期に対応していません。 [F2]と[F2-BT]との価格差は小さいので、[F2-BT]を選択するのが失敗のない買い方でしょう。
[カメラ]または[PC/Mac]を使って録画した動画ファイルを、無編集で[YouTube]または[Vimeo]にアップロードしたほうが、高音質・高画質のまま、動画ファイルがアップロードできます。
つまり、[動画を生配信としてYouTubeやVimeoのサーバーにアップロードする]のではなく[インターネットなしに、ローカルで動画を撮影したものを無編集でアップロードする〔撮って出しにする〕]ことによって、[何を言っているのかわからない部分があるほどの悪い音質]は、大きく改善できると思います。
なお、【[PC/Mac]を使って録画する】とは、[QuickTime Player〔macOSのみ〕]または[OBS Studio〔macOS/Windows/Linux〕]で[録画]することを意味します。
[QuickTime Player〔macOSのみ〕]は[録画]ができ、[OBS Studio〔macOS/Windows/Linux〕]は[録画]も[配信]もできます。
参考情報です。 そのようにして[カメラ]または[PC/Mac]で収録した動画〔.movまたは.mp4〕の[先頭]と[末尾]の不要部分をカットするだけなら、[QuickTime Player]を使えば、無劣化かつ高速でカット編集ができます。 [QuickTime Player〔macOSのみ〕]を使ったカット編集では、書き出し工程において、再エンコード〔トランスコード〕を行なわず、元データのままを書き出すので、書き出しが高速な〔短時間で終わる〕のです。 また元データのままを書き出すので、カット編集をしても、音質・画質が劣化しません。
Windows版の[QuickTime Player]はサポートが終了しており、その使用をAppleが非推奨としています。 そこで、Windowsでは[TMPGEnc MPEG Smart Renderer]〔有料ソフト|ほぼ無劣化でカット編集可能〕を使います。 私は現行バージョンの1つ前の[TMPGEnc MPEG Smart Renderer 5]を持っています。
■可能な限り無劣化での編集を追求する次世代カット編集ツール TMPGEnc MPEG Smart Renderer 6 - ぺガシス: 概要
ふつうに「オフラインのローカル環境で録画した動画を無編集・撮って出しでアップロードする」ほうが、ずっと高音質・高画質なのに、どうして「[Zoomを介した生配信のアーカイブ動画]を[完成品の動画]とする方式」を採用しているのか、大きな疑問でした。
おそらくは、[QuickTime Player]または[OBS Studio]を使えば、【[PC/Mac]を使って画面を録画する】ことができるのだという事実をご存じでないことから、そうした結果になっているのでしょう。
■全てのMac ユーザーに捧げる、QuickTime だけで超お手軽にハイクオリティーな PinP 付き画面収録する方法
- macOS機で映像・音声を収録する方法として、2つの代表的な方法があります。
- [QuickTime Player]〔macOSに最初からインストールされている〕使う
- [OBS Studio]〔フリーウェア〕を使う
[QuickTime Player〔macOSのみ〕]は[録画]ができ、[OBS Studio〔macOS/Windows/Linux〕]は[録画]も[配信]もできます。
[録画]と[配信]のスキルとして、[OBS Studio]の[設定方法][操作方法]に精通しておくことは、とても有益です。
[OBS Studio]は、macOS、Windows、Linuxという代表的な3種類のOSに対応しており、その操作方法も共通しています。
つまり、Macユーザーの方が、慣れないWindows機を使う場合でも、[OBS Studio]に慣れていさえすれば、[OBS Studio]を使って、[録画]も[配信]もサクッと終えることができます。
[OBS Studio]について知り抜いていることは、[録画][配信]が得意になる最高の近道です。
画質を上げるためには、[SONY VLOGCAM ZV-1/ZV-1G]や[SONY α7 Ⅳ]などを使うのがよいのですけれども、語り・ナレーションが中心の動画コンテンツであれば、ウェブカメラで十分です。 ただし[SONY VLOGCAM ZV-1/ZV-1G]は、本体内メニューを選択することによって、高画質なウェブカメラになります〔おそらくファームウェアのアップデート作業が必要になる〕。
■VLOGCAM:かんたん接続!ZV-1が高画質・高音質映像の配信用カメラに【ソニー公式】
■ソニーZV-1アップデートでWEBカメラ USB接続設定の方法|GAFAを使い倒すnote|note
■【ビックカメラ】SONY ZV 1をwebカメラに! 設定方法をご紹介します。
[SONY VLOGCAM ZV-1/ZV-1G]がウェブカメラになる、ということは、[SONY VLOGCAM ZV-1/ZV-1G]と[PC/Mac]とをUSB接続するだけで、キャプチャーボードなしに〔HDMIケーブルなしに〕、[SONY VLOGCAM ZV-1/ZV-1G]の映像を[PC/Mac]に伝送することができる、という意味です。 [SONY VLOGCAM ZV-1/ZV-1G]は、ウェブカメラになるだけでなく、スマホとペアを組むと直接生配信ができるようです。
いまの時代は、在宅勤務1での会議ためにZoomを使うことが増えたので、[大半のミラーレス一眼][大半のコンパクトデジカメ]にかんして、それをウェブカメラとして利用するための[ファームウェア][ユーティリティ・ソフトウェア]が、カメラメーカーにて無償ダウンロードできるようになっています。 この方式では、カメラにかんしては、キャプチャーボードを必要としません。 そのかわり、おそらくは[カメラが送出する映像の解像度〔4K/フルHDなど〕]の選択はできないことが多いものと思われます。
【SONY】■Imaging Edge Webcam | ソニー
【Canon】■キヤノン:一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ EOS|EOS Webcam Utility
【Nikon】■Nikon | Download center | Webcam Utility
【FUJIFILM】■FUJIFILM X Webcam | ソフトウエア | 富士フイルム Xシリーズ & GFX
【Panasonic】■LUMIX Webcam Software | ソフトウェア | お客様サポート | Panasonic
【OM Digital Solutions】■OM Webcam Beta ソフトウェア ダウンロード | OMデジタルソリューションズ
【PENTAX】■ペンタックス ウェブカメラ - Google 検索
【RICOH】■リコー ウェブカメラ - Google 検索
【SIGMA】■20万円の高級ミラーレス「SIGMA fp」をWebカメラにしたら最高すぎた! - INTERNET Watch
【SIGMA】■ファームウェアダウンロード | サポート | fp | fp シリーズ | カメラ | SIGMA | 株式会社シグマ
キャプチャーボードが必要になるのは、Nintendo SwitchやSONY PlayStationなど、HDMI出力をもつゲーム機の音声・映像を[PC/Mac]に取り込む場合ぐらいでしょう。