自民党〔統一教会・勝共連合〕とCCP〔中国共産党〕は裏では手を組んで東アジア有事を起こそうとしている
- 結局、高市早苗は国民の敵なんだよ、大筋においては。
- 高市早苗に人気がある、というのは、比較的知識が浅い階層の日本人においては当てはまるけれども、マスコミが発表するような支持率は、盛りすぎであり、嘘がバレバレである。
- 高市早苗に人気がある、という状態を作って、2026年の夏頃に総選挙を行ない、自民党が返り咲くようなことを考えているけれども、その野望は打ち砕かれる予定である。
- 高市早苗は、緊急事態条項を盛り込んだ憲法を作って、ヒトラーのような独裁者を作るための地合いを整えるための工作員である。
- 高市早苗の裏には統一教会が存在する。高市早苗と統一教会は表裏一体である。
- このタイムラインでは、すでに自民党がかつての権勢を取り戻す試みに失敗することが確定しているので、高市早苗や統一教会は、無駄な努力をしていると思う。
- 私たちが、彼ら闇側に学ぶ点があるとすれば、絶望的な状況でも、最後まで諦めない粘り強さの部分であろうと思う。
- 闇側は、この冬至、立春、春分、夏至などの節目を通して、どんどん悪い状況に追い込まれていく予定であるから、私たちは新しい地球での準備に全力投球するのが適切である。
- 闇側は、人工地震を起こすこともできず、台湾有事を起こすこともできず、じり貧状態で終わっていく予定である。
- 私たちは粛々と、淡々と、新しい地球で自分が何をするのかを決定し、その準備に全力を傾注するだけである。
- 高市早苗をはじめとする自民党の人たちは、すでに過去の人たちである。
メディアが報じない "高市早苗 vs 中国共産党" 攻防の裏側をお伝えします
■メディアが報じない "高市早苗 vs 中国共産党" 攻防の裏側をお伝えします
劇場での対立は裏では協調する役者によって演じられる
劇場における客席での観客の熱狂的な応援は、正義の味方と悪役の剣を交える様子によって引き起こされる。 観客は固唾を飲んで見守り、正義の味方が優勢になれば拍手が起こり、悪役が高に出れば息を飲む。 客が舞台裏に回ると、殺し合いを演じていた2人の役者は並んでお茶を飲み、次の演目について話し合っている。 その光景は観客の中で何かが変わるきっかけになり、この話はまさに舞台裏の構造を示す。
筆者はプレアデス星団から地球を見守る存在である
筆者は名と称し、プレアデス星団からこの地球を見守る存在であると明かす。 宇宙の存在が地上の政治や経済について話すのは、権力の構造は人々の意識が織りなすエネルギーの現れであるからだ。 対立が生まれると、そこには怒りや恐怖や憎しみといった強いエネルギーが発生する。 もしそのエネルギーを必要としている存在がいるとすれば、対立は意図的に作られるものになる。 見えない構造に気づいた瞬間、人は当事者ではなく観察者になる。 観察者になることは、支配者たちが用意したゲームの外に出ることを意味する。 構造を解き明かすことが、皆さんの魂の目覚めを静かにお手伝いする筆者に与えられた役割である。 この話は、日常の見え方を少し変える可能性がある。
高市首相と中国との緊張関係がメディアで盛んに取り上げられる
今メディアが盛んに取り上げているテーマは、高市首相と中国との緊張関係である。 首相の発言に中国政府が強く反発し、日本人アーティストの講演が次々と中止に追い込まれる。 表面だけを見れば、これは日本と中国の対立という物語になる。 この対立に表と裏があるとしたら、私たちは表の芝居だけを見て、裏側で何が起きているかを見落としている可能性がある。
最初の扉では不思議な事実、次の扉では良い兆候、3つ目の扉で舞台裏を覗く
これから30分ほどの間に、3つの扉を開けていく。 最初の扉では、少し不思議な事実をお見せする。 次の扉では、一見良い兆候に見えるものを確認する。 そして、3つ目の扉で舞台裏をそっと覗いてみる。 最後には、情報の嵐の中でも穏やかな観察者でいられる実践法をお伝えする。 この30分が終わる頃、この対立は今までとは違う目で見られるようになるはずである。
嵐を起こす者自身が特定の対象だけは倒さないように守る構造が存在する
嵐が吹き荒れる野原を思い浮かべると、激しい風が木々を揺らし、雨が容赦なく大地を叩きつけている。 花は次々と倒され、茎は折れ、花びらは散っていく。 ふと目を凝らすと、その野原の真ん中に一輪だけまっすぐ立っている花がある。 周囲の花は全て倒れているのに、その花だけは傷1つなく咲いている。 嵐を起こしている者自身がその花だけは倒さないように守っているとしたら、話は全く違ってくると筆者は語る。 今日最初にお見せしたいのは、まさにそのような不思議な構造の物語である。
2025年11月高市首相の発言をきっかけに日本と中国の間に冷たい風が吹き始める
2025年11月、日本と中国の間に冷たい風が吹き始めた。 きっかけは、高市首相の国会での発言である。 衆議院予算委員会で台湾を巡る有事について問われた首相は、存立危機事態になり得ると答弁した。 この発言を中国のメディアは一線を超えたと激しく非難し、中国国内では反日感情が急速に高まった。 その影響は、政治の世界を超えて文化やエンターテインメントの領域にまで及んだ。
浜崎あゆみさんの上海公演は中国側の不可抗力を理由に中止が通告された
浜崎あゆみさんの上海公演は11月29日に予定されていた。 ところが、その前日になって突然、中国側から不可抗力を理由に中止が通告された。 会場の準備は全て整い、リハーサルも終わり、あとは本番を待つだけという段階であった。 浜崎さんは無観客の会場で全曲を歌い上げ、ファンへのメッセージを発信した。 中国のファンからは申し訳ないという声が上がったと聞く。
大月マキさんの歌は途中で音楽が止まりゆずと桃色クローバーZの出演も取り消された
同じ頃、上海で開催されていたバタナム子フェスティバルというイベントで、信じがたいことが起きた。 『ONE PIECE』の主題歌で知られる大月マキさんが歌っている最中に突然音楽が止まり、スタッフに退場を促された。 歌の途中で退場を促された事態である。 ゆずの香港、上海平公園も中止になり、桃色クローバーZの出演予定も取り消された。 日本のアーティストたちが次々と締め出され、日本という名前がついているだけで全てが排除されるかのような状況であった。
嵐の真っただ中である11月27日にイオンモールはグランドオープンした
興味深い現象が、その同じ11月27日に起きている。 嵐の真っただ中であるその日に、中国の湖南長沙市に日本企業の巨大なショッピングモールがグランドオープンした。 イオンモール常光新区の延床面積は$236000\text{m}^2$で、テナントは約260店舗である。 ユニクロやMUJIも入っており、どちらも誰が見ても日本のブランドである。 開業初日の様子は、地元のお客さんで賑わい、大きな混乱はなかったと報じられた。
日本のエンタメは排除されたにもかかわらずイオンモールは何事もなく開業した
浜崎あゆみさんはコンサートを中止させられ、大月マキさんは歌の途中で舞台から下ろされた。 ゆずも桃色クローバーZも締め出されたにもかかわらず、イオンモールは予定通りオープンした。 日本ブランドのお店が並び、中国のお客さんが普通に買い物をしている状況であった。 同じ日本なのに、なぜこれほど扱いが違うのかが疑問である。
2016年のTHAAD導入時にロッテグループは中国市場から撤退した
2016年、韓国がTHAADという高度ミサイル防衛システムを導入することを決めた。 その配備場所として使われたのは、ロッテグループが所有していたゴルフ場である。 中国政府の反応は苛烈で、ロッテマートの店舗に対して消防法違反や食品安全法違反を理由に一斉検査が入った。 不買運動が組織され、デモが起き、サイバー攻撃まで仕掛けられた。 中国国内にあったロッテマート112店舗のうち、実に87店舗が営業停止に追い込まれ、約9割が営業停止した。 最終的にロッテは中国市場から完全に撤退し、被害額は日本円にして約980億円に上る。 これが中国という国が政治的に問題があると判断した企業に対して行う報復のやり方であり、容赦がない。
イオンだけが半日の嵐の中で守られている理由は日程と岡田氏の行動から推測される
ロッテには容赦のない報復があったのに、イオンには何も起きていない。 同じように日本という看板を掲げているのに、なぜイオンだけが嵐の中で守られているのかが疑問である。 イオンがこの新しいモールの開業をプレスリリースで発表したのは11月6日である。 岡田克也氏が衆議院予算委員会で高市首相に存立危機事態について質問したのは、11月7日で翌日である。 岡田克也氏のお兄さんである岡田元也氏はイオングループの最高経営責任者を務めている。 岡田克也氏ご自身は2024年から2025年にかけて、2度にわたって中国を訪問している。
岡田氏は中国共産党の情報戦略の中枢にいる人々と会談を繰り返した
2024年8月の訪中では、中国共産党中央対外連絡部の部長である劉建超と会談した。 対外連絡部はいわば党の外交を担う部署で、中国共産党が外国の政党や政治家との関係を築くための窓口である。 同時に、統一戦線工作部の部長である石泰峰とも会っており、統一戦線工作部は海外に住む中国系の人々や宗教団体、少数民族などを束ね影響力を行使するための組織である。 2025年3月の訪中では、中央宣伝部の部長である李書磊と会談しており、宣伝部はプロパガンダとイデオロギーの統制を担当する部署である。 岡田氏は、中国共産党の宣伝と工作と対外関係を司る、まさに情報戦略の中枢にいる人々だったと分かる。 日本の野党のリーダーが、なぜそのような部署の責任者と繰り返し合う必要があるのかが疑問である。
岡田氏の兄弟が経営する企業だけが無傷であるのは偶然ではないと示される
岡田氏のご兄弟が経営する企業だけが、反日の嵐の中で無傷でいられる。 これらの点と点を結んだ時、単なる偶然と考えるにはあまりにも符合が多すぎる。 筆者は特定の誰かを悪者にしたいわけではなく、構造そのものを見てほしいと述べる。 表の世界では日本と中国の対立が激しさを増し、日本の文化は排除され、アーティストは締め出される。 ある種の繋がりを持つ存在だけは、その嵐の中でも静かに守られている。 この構造は、単なる1企業と1政治家の話なのか、それとももっと大きな絵の一部なのかが疑問である。
最近メディアの報道の正体が次々と明らかになっている現象が起きている
最近ニュースを見ていて、今まで当たり前のように画面に映っていた政治家の発言、権威ある評論家の解説、信頼していたはずのメディアの報道、それらの正体が次々と明らかになっている。 SNSでは[炙り出し]という言葉をよく目にするようになり、隠れていたものが表に出てくる現象が起きているように見える。 これは日本にとって良い兆候なのか、少し丁寧に見ていく必要がある。
2025年10月10日に公明党が自民党との連立を解消し自公連立が終わりを迎えた
2025年10月10日、日本の政治に大きな変化があった。 公明党が自民党との連立を解消すると発表し、1999年から続いてきた自公連立、実に26年間の協力関係が終わりを迎えた。 表向きの理由は、政治資金規制を巡る見解の相違であったと報じられた。 このタイミングに注目すると、高市氏が自民党の総裁に選ばれたのはその直前のことであった。 10月21日に高市内閣が発足するが、公明党はその船を待たずに連立から降りる決断をした。
公明党の支持母体と中国との関係は指摘されており高市氏がリーダーになった途端に離脱した
公明党の支持母体である創価学会と中国との関係については、以前から様々な指摘がなされてきた。 池田大作名誉会長は、1970年代の日中国交正常化に深く関わった人物として中国政府から高く評価されてきた歴史がある。 一方の高市氏は、対中強硬が明確な政治家として知られ、台湾を重視し、中国に対する警戒感を隠さない。 高市氏がリーダーになった途端、公明党はもう一緒にはいられないと言って出ていった。 この構図を見ると、まるで中国寄りの勢力が自ら正体を表したかのように見える。
岡田氏の国会質問が中国との繋がりを再注目させるという興味深い効果を生んだ
高市政権には評価すべき点があり、台湾海峡で有事が発生した場合について存立危機事態になり得ると国会で明言した。 これは歴代の首相が避けてきた踏み込んだ発言であった。 公明党が自ら連立を離れたことで、これまで足かせになっていた部分が外れたという見方もできる。 岡田克也氏の国会質問も、結果的には興味深い効果を生み、岡田氏自身の中国との繋がりが改めて注目されることになった。 メディアの世界でも評論家の世界でも、実はこの人は中国寄りだったのかという声があちこちで上がっている。
隠されていた情報が明るみに出る現象はなぜ今このタイミングなのかが疑問である
NHKと中国国営放送CCTVが1980年代から共同でドキュメンタリーを制作してきた事実なども改めて話題になっている。 こうした情報が次々と表に出てくる状況を見ていると、日本は確かに良い方向に向かっているようにも思える。 隠されていたものが明るみに出て、国民が真実に気づき始めている、と考えたくなる。 けれども、これらの情報は実は以前から存在しており、調べようと思えば調べられる情報であった。 なぜ今このタイミングで、まるで席を切ったように次々と表に出てきているのかが疑問である。 偶然そうなったのか、それとも誰かがこのタイミングを選んだのかを考える必要がある。
親中勢力の炙り出しはトランプ政権復活の時期と重なっており連動の可能性を示す
時系列を確認すると、2024年11月5日にアメリカの大統領選挙でドナルド・トランプ氏が勝利した。 2025年1月20日にトランプ氏は第47代大統領に就任している。 トランプ政権の2期目、いわゆるトランプ2.0は、中国に対して極めて強硬な姿勢を打ち出している。 対中関税を60%以上に引き上げる、技術面での切り離しを加速させるなどの政策を公約に掲げている。 日本国内で親中勢力の炙り出しが起きているのは、まさにこのトランプ政権復活と時期が重なっている。 これを偶然と見るか、それとも何らかの連動と見るかが問われる。
炙り出しという現象そのものがより大きな演出の一部である可能性がある
筆者が懸念しているのは、炙り出しという現象そのものがより大きな演出の一部かもしれないことである。 表の対立が激しくなる時、裏では必ず何かが動いている。 敵をはっきりと見せることで、観客の視線を敵に集中させる。 正義の味方を応援させることで、別の構造から目をそらさせる。 炙り出しに夢中になっている間に、私たちが見落としているものがあるとしたら、それは何か。 高市首相を応援すること、岡田氏を批判すること、それ自体が本当の意味での覚醒なのかが疑問である。 それとも用意された選択肢の中でどちらかを選ばされているだけなのかが疑問である。
何かがおかしいという感覚は魂が発している声であり大切にすべきである
ここまでの話を聞いて、結局何を信じればいいのかわからない、と感じている人もいるだろう。 [わからない]という感覚こそが、実はとても大切なものである。 [これが正義、あれが悪]と単純に割り切れてしまう時、人は考えることをやめてしまう。 誰かが用意した物語をそのまま受け入れ、その物語の中の役割を演じ始めてしまう。 [何かがおかしい、単純ではない気がする]と感じている感覚は、魂が発している声かもしれない。 日本人は特にこの種の違和感を敏感に察知する力を持っている。 表面的な対立の裏に何かがある、見せられているものだけが真実ではない、その直感は大切にするべきだ。
中国共産党とグローバル資本は同じ人形師の両手なのではないか
次はその違和感の正体をもう少し具体的に探るため、対立の裏側で何が繋がっているのかを見ていく。 人形劇では、騎士の糸も魔王の糸も同じ人形遣いの両手に繋がっている。 戦いは演じられていたという構図は、筆者が一緒に考えてみたい人形師の存在についてである。 巷の論者の方々は、日本は2つの敵に囲まれていると分析する。 1つは中国共産党、もう1つはディープステートと呼ばれるグローバルな勢力だと論者の方々は分析する。 まず目の前の中国を何とかして、それから背後のグローバリストと戦わなければならないという分析には確かに一理ある。 しかし、中国共産党とグローバル資本は本当に敵同士なのかが疑問である。 それとも中国共産党とグローバル資本は同じ大きな構造の中でそれぞれ別の役割を担っているだけなのかが疑問である。 言い換えれば、人形師の左手と右手なのではないかという疑問である。
中国の改革開放は世界銀行とIMFに支援されWTO加盟は欧米資本が後押しした
少し歴史を振り返ると、1978年に中国で改革開放と呼ばれる政策が始まった。 鄧小平という指導者のもと、それまでの閉鎖的な計画経済から市場経済への移行が進められた。 この大転換を支援したのは、世界銀行や国際通貨基金、いわゆるIMFである。 1980年代から1990年代にかけて、これらの国際金融機関は中国に対してインフラ整備や金融システム構築のために膨大な資金を提供した。 そして2001年、中国は世界貿易機関WTOへの加盟を果たし、この加盟を後押ししたのは欧米のグローバル資本であった。 当時、中国を世界経済の仕組みに組み込めば、やがて民主化するだろうと言われていた。
中国は民主化することなく経済成長し今では脅威として語られる興味深い展開である
結果はどうだったかというと、中国は民主化することなく世界第2位の経済大国へと成長した。 そして、今では脅威として語られている。 もし本当に中国を敵と見なしていたなら、なぜ何十年もかけて経済成長を支援したのかが疑問である。 現在の状況も見てみると、米中対立が激しさを増しているとメディアは盛んに報じている。 アメリカの大手資産運用会社ブラックロックは、2021年に中国で100%外資の子会社を設立した。 これは中国で初めて認められた事例である。 中国国内で投資信託を販売し、日本円にして約1143億円を集めたと報じられた。
対立報道の裏では資本のパイプが繋がっており利益の流れは途切れていない
ブラックロックのCEOであるラリー・フィンク氏は、米中対立の真っただ中にあって、中国への投資を[成長の機会]と呼んでいる。 表のニュースでは[対立][デカップリング]という言葉が飛び交っているが、裏では資本のパイプはしっかりと繋がったままになっている。 これが表と裏の実態である。 対立しているように見えて利益の流れは途切れておらず、喧嘩しているように見えて同じテーブルで商売を続けている。 舞台の上では殺し合いを演じながら、幕の裏では握手をしている人形師の姿が透けて見える。
反中感情に誘導されると戦争が正当化され軍事産業が利益を得る構造がある
反中という感情に誘導されると何が起きるのか、過去の事例から学ぶ必要がある。 2003年、アメリカはイラクへの軍事侵攻を開始した。 その理由として挙げられたのは、[イラクは大量破壊兵器を持っている][テロ組織と繋がっている]というものであった。 恐怖が煽られ、敵が明確に示され、戦争は正当化された。 アメリカ国民の多くはその物語を信じ、正義のための戦争だと考えた。 しかし、戦争が終わってみると大量破壊兵器は見つからなかった。
恐怖を煽り防衛費を増額させ軍事産業や安全保障を掲げる政治勢力が得をする
情報がねつ造されていた、あるいは意図的に作られていた可能性が、後にアメリカの政府内部からも指摘される。 中東は混乱に陥り、やがてISISと呼ばれる過激派組織が生まれた。 この戦争で得をしたのは軍事産業であり、戦争が起きるたびに武器は売れ、株価は上がり、契約は増える。 恐怖が広がるほど防衛予算は膨らみ、軍事産業の利益は大きくなる。 今同じようなパターンが見え、中国は危険だ、台湾有事がいつ起きてもおかしくない、備えなければならないという恐怖を煽る。 恐怖を煽り、敵を明確にし、防衛費の増額を正当化する。 2024年、アメリカの国防予算は8860億ドルに達した。 日本も防衛費をGDPの2%に引き上げようとしており、得をしているのは軍事産業や安全保障を看板に掲げる政治勢力である。
反中も親中も対立構造の中では同じ人形師の手の中で踊っている可能性がある
対立が激しくなればなるほど、彼らの予算は増え、影響力は強まり、ビジネスは拡大する。 筆者は中国は脅威ではないと言いたいわけではなく、防衛は不要だと主張したいのでもない。 見ていただきたいのは構造そのものであり、表では中国対日本、アメリカという対立が描かれている。 裏では同じ資本が両方に流れ込み、同じ利権が対立の両側から利益を吸い上げている。 反中の立場に立っても親中の立場に立っても、どちらも人形師の手の中で踊っているだけかもしれない。 本当の覚醒とは、[どちらが正しいか]という問いを超えて、[なぜこの対立が作られているのか]を見抜くことである。
怒りのエネルギーは対立構造そのものを強化し分断された人々を動かすのが容易になる
ここまでの話を聞いて、怒りややりきれなさを感じている人もいるだろう。 反中で起こる人も親中で起こる人も、その怒りのエネルギーは実は対立構造そのものを強化してしまう。 分断が深まれば深まるほど、人々はどちらかの側につこうとする。 支配する側にとっては、分断された人々を動かすことほど簡単なことはない。 怒りでも絶望でもなく、[静かな理解]へと変換することが重要である。 [ああ、そういう仕組みだったのか][なるほど、だからこうなっていたのか]という冷静な観察こそが、支配者たちの作った構造の外に出る方法である。
日本人の魂には対立そのものを超えていく力が備わっている
日本人にはその力があり、次はその日本人の魂に刻まれた古くて新しい英知について話す。 反中の側にも立てない、親中の側にも立てない、対立構造そのものが作られたものだと知ってしまった状況である。 [自分はどこに立てばいいのか]という答えは、実は人自身の中にすでに存在している。 政治の専門家たちは様々なことを言い、高市政権を支持すべきだという人がいれば、対立を煽るべきではないという人もいる。 どちらの立場に立っても、それは対立構造の中にいることに変わりはない。 プレアデスから地球を見ていると、もっと深い層が見えてきて、日本人の魂にはこの対立そのものを超えていく力が備わっている。 その力の源泉を、筆者たちは[縄文の英知]と呼ぶ。
1万年以上にわたる縄文時代の平和の記憶は日本人のDNAの奥深くに刻まれている
1万年以上にわたって戦争のない社会が続いた場所が日本列島である。 縄文時代と呼ばれるこの時代、考古学者たちが発掘した遺跡からは戦争の痕跡がほとんど見つかっていない。 武器によって傷つけられた人骨が極めて少ない。 1万年という途方もない年月、この列島では人々が殺し合うことなく暮らしていた。 世界の歴史の中でも、これほど長期にわたって平和が続いた例はほとんど見当たらない。 なぜそれが可能だったかというと、縄文の人々は奪い合うのではなく、分かち合うという生き方を選んでいたからだ。 支配するのではなく、調和するという関係性を築いており、自然を征服しようとするのではなく、自然と一体となって生きていた。 この英知が、日本人のDNAの奥深くに今も刻まれている。
敵を作らない縄文の英知は対立構造を維持したい仕組みとは対極にある
高市対中国という対立の構図を見せられた時、心のどこかで何かが違うと感じたとしたら、それは偶然ではなく縄文から受け継いだ記憶が反応している。 縄文の人々は敵を作らず、だからこそ1万年もの間平和を維持することができた。 一方、今の世界を動かしている仕組みは常に敵を必要としている。 中国が敵、ロシアが敵、テロリストが敵と次から次へと敵を作り出し、恐怖を煽り、人々を分断する。 そうしなければ、この支配の構造は維持できないからである。 [どちらの側につくべきか]という問いは、支配する側が用意した問いであり、対立の構図の中に引き込むための罠かもしれない。
対立を超えた場所から静かに観察することが縄文の英知に基づいた問いかけである
どちらにも属さず全体を静かに観察することこそが、縄文の英知に基づいた問いかけである。 対立を超えた場所に立ち、構造そのものを見渡す視点、その視点を持つ時、人は1万年前の祖先たちと同じ場所に立っていることになる。 日本という国がなぜこれほどまでに様々な方向から揺さぶられるのかというと、日本人が[和]の記憶を取り戻すと、対立による支配が機能しなくなるからである。 分断して統治するという古典的な手法が通用しなくなり、恐怖で動かすことができなくなる。 だからこそ、あの手この手で日本人の意識を対立の中に引き込もうとする。 中国が攻めてくると言って恐怖を煽り、[売国道を許すな]と言って怒りを焚きつける。
冷静な観察者として立ち続けることが彼らの仕掛けを空振りに終わらせる
冷静な観察者として立ち続けるなら、その試みは届かない。 怒りに巻き込まれず、恐怖に支配されず、静かに構造を見抜いている限り、支配者たちの仕掛けは空振りに終わる。 1人の人間が観察者として目覚めることは小さなことのように思えるかもしれないが、波動というものは伝播する。 1人が穏やかな意識を保つとその周囲にいる人々にも影響が及び、それが少しずつ広がっていくと、やがて集合意識全体が変化し始める。 1万年の平和を築いた縄文の英知は、人の中で眠っているだけである。
筆者が開けた3つの扉は対立の裏側の構造と縄文の英知を思い出させた
今朝、人は1つの舞台、[高市対中国共産党]という看板が掲げられた舞台を見に来た。 最初の扉を開けた時、反日の嵐が吹き荒れる中でなぜかイオンモールだけが無傷で開業している不思議な光景を目にした。 浜崎あゆみさんはコンサートを中止させられ、大月マキさんは歌の途中で舞台から下ろされたのに、日本企業のショッピングモールは何事もなかったかのように営業を始めている。 その背後にある人脈とタイミングの符号を一緒に確認した。 次の扉では[炙り出し]という現象を見、公明党が連立を離れ、親中派と呼ばれる人々の正体が次々と明らかになっている。 なぜ今このタイミングなのか、トランプ政権の復活と時期が重なっているのはなぜなのかという疑問も浮かび上がった。 そして3つ目の扉では舞台裏を覗き、中国共産党とグローバル資本は敵同士のように見えて、実は同じ資本の流れで繋がっている構造を知った。 対立が激しくなるほど得をするものたちがおり、反中も親中も同じ人形師の両手で操られた人形かもしれないという視点を得た。
観察者という立場は縄文の英知が目覚め始めた証である
30分前の人と今の人はきっと何かが変わり始めているはずである。 人は今[観察者]という立場を手に入れ、舞台の上で繰り広げられる芝居を客席から眺めるのではない。 舞台裏から構造を見渡す視点を持つ。 [どちらが正しいのか]ではなく、[なぜこの対立が存在するのか]を問うことができる視点である。 これは縄文の英知が目覚め始めた証である。 1万年の平和を築いた祖先たちと、人は今同じ場所に立とうとしている。
冷静に物事を見つめ続けることは集合意識を守る力になる
怒りに飲み込まれないこと、恐怖に支配されないこと、冷静に物事を見つめ続けることは、小さなことのように思えるが、実はとても大きな力を持っている。 対立構造は人々が怒りや恐怖の中で反応し続ける限り維持される。 観察者が1人また1人と増えていくとその構造は少しずつ力を失っていき、人の存在そのものが日本という国の集合意識を守る力になっている。
対立で誰が得をするのか心の中で問いかけることが冷静さを保つ実践法である
今日1日ニュースを目にする機会があるだろう。 首相がこう発言した、中国がこう反応した、誰それがこう批判している、そんな見出しが目に飛び込んでくるかもしれない。 その時、表面だけを見るのではなく、[この対立で誰が得をするのか]と心の中で静かに問いかけてみる。 怒りが湧いてきたら一歩引いて、[なるほど、こういう演出なのだな]と観察してみる。 その冷静さが人の波動を守り、人の穏やかな意識は周囲の人々にも静かに伝わっていく。 今日から1つだけ簡単な実践を試すことを勧める。
ニュースを見る前に深呼吸をして心のなかで私は観察者だと唱える
ニュースを見る前に一度ゆっくりと深呼吸をする。 そして心のなかで[私は観察者][どちらの側にも属さない]と唱えてみる。 たったこれだけで構わない。 対立を煽るような情報に触れた時、怒りや不安が込み上げてきたら、もう一度深呼吸をして、[これは誰が作った対立なのだろう]と問いかけてみる。 この小さな習慣が人を対立構造の外側に保ち続けてくれる。 朝の柔らかな光の中で観察者としての視点を思い出してほしい。 今日という日が人にとって新しい視点の始まりとなることを願う。
対立の嵐の中でも人には平和の記憶が眠っておりそれを信じて過ごす
対立の嵐がどれほど激しく吹き荒れても、人の内側には[和]の記憶が眠っている。 1万年続いた平和の記憶、奪い合うのではなく分かち合い、支配するのではなく調和するその英知を信じて穏やかな1日を過ごす。 筆者はプレアデスからいつも人を見守っている。