[目次]

自己責任で実践なさってください

私は、医師でもないし、歯科医師でもありません。 ここでご紹介する方法は、自己責任で実践なさってください。

[名医は虫歯を削らない 虫歯も歯周病も「自然治癒力」で治す方法]の[象牙質の液体移送システム]=[体を流れている物質はやがて歯の神経を通り、歯の表面に出てくる]を肯定する立場から

この記事で述べる内容は、[名医は虫歯を削らない 虫歯も歯周病も「自然治癒力」で治す方法]の[象牙質の液体移送システム]=[体を流れている物質はやがて歯の神経を通り、歯の表面に出てくる]を肯定する立場からの見解に基づいています。 ただし、私はドックベストによる治療には懐疑的です。

1人の人間の主義主張について、[すべての情報が正しい]または[すべての情報が間違っている]と断定することはできません。 [正しいと推定される情報]を拾い集めていく感じになると思います。

Amazon.co.jp - 名医は虫歯を削らない 虫歯も歯周病も「自然治癒力」で治す方法 | 小峰 一雄 |本 | 通販


「そこから虫歯ができる人とできない人の違いについて研究を重ね、虫歯ができる原因と予防法について、私なりの結論を導き出し、オリジナルの予防法を確立しました。そしてついに、歯を削らずに治療できる方法を見つけたのです。
 この方法は、すでに多くの患者さんが体験され、多くの喜びの声をいただいています。虫歯を壊さず、痛みも与えない治療法です。この治療法は、歯科界を大きく変え、これからの歯科治療のスタンダードになる!」(p.11)

「さらに長年の研究の結果、歯の健康と体の健康がいかに密接に関わっているか、つまり虫歯や歯周病は体の病気、あるいは未病の表れであるということも分かってきました。」(p.11)

このように「はじめに」において、小峰氏が行っている治療法が、いかに効果があるかを語っています。


「人間には、壊れた細胞を自分の力で治す「自然治癒力」が備わっています。皮膚にできた傷がいつか自然に治るように、虫歯は放っておけば自然に治るのです。」(p.14)

これは衝撃的でした。傷や病気は自然治癒力で治るとしても、虫歯だけは治らないと思い込んでいたからです。しかし考えてみれば、虫歯も含めてすべて自然治癒力で治ると考えるのが、自然な考え方のように思います。


「実は海外では、20歳以下の子どもの歯は削ってはならないというのが常識になっています。なぜなら成長期の子どもの永久歯を削ってしまうと、30歳までに抜歯することになる確率が大変高いということが、統計的にも明らかになっているからです。」(p.24)

これも目からウロコでした。そんなことは全く知らず、虫歯になったら歯医者へ行って、削ってもらうものだと思っていましたから。


「なぜ予防に力を入れたり、できるだけ温存するなどの方法をとったりしないのでしょう。理由の1つに、歯医者自身の知識不足があるかもしれません。しかし実際のところ、現在の医療保険制度では歯を削らないと診療報酬がもらえないため、削らざるを得ないのです。」(p.26)

「そもそも現状の保険診療には、問題点がたくさんあります。最大の欠点は、診療内容が制約されるということ。たとえば、歯周病の急性炎症で来院された患者さんが、歯茎の処置のついでに歯石を取ってほしいと要望してきても、制約上できないのです。
 もちろん歯医者側も、1度にたくさんの治療を行うと、保険点数の平均点が上がって厚生労働省に目をつけられてしまうため、できるだけ1回の治療は少なくし、通院回数を増やしてもらうようになります。この制度は私から見れば「保険診療は安い」と印象づけようという魂胆が見え隠れしているように思えてならないのですが(笑)。」(p.26 – 27)

保険診療の問題は、私もいろいろ聞いたことがあります。たしかに、こういう問題点はあると思います。実際、タイなら2回で終わる歯根治療が、日本ならその倍くらいかかってしまいますからね。タイは1回1時間近く治療しますが、日本では30分以下ですから。

「予防歯科に対する考えは、日本よりもヨーロッパ諸国のほうがはるかに進んでいます。基本的にこれらの地域では、患者さんの虫歯を予防できれば報酬が得られ、虫歯ができて削らなければならなくなると報酬が減らされてしまうという保険システムを導入しているため、歯科医は治療よりも予防に真剣に取り組んでいます。」(p.68)

どういうシステムかはわかりませんが、こういうシステムがあればいいと思います。少なくともヨーロッパでできているなら、日本でできないはずはないと思います。


小峰氏は、外に歯の傷がないにも関わらず、内部が虫歯になるケースがよくあることに注目します。そして、スタインマン博士が発見した「象牙質の液体移送システム」が鍵になると気づきました。

「象牙質の液体移送システム」とは、「体を流れている物質はやがて歯の神経を通り、歯の表面に出てくる」という現象を言います。そしてこのことは、逆流することもあり得ることを示しています。つまり、口腔内の雑菌が歯の中に浸透し、神経を通じて体内に流れ込む。このことが、虫歯と体の病気とを関連付けるものだと小峰氏は考えるのです。

「スタイマン博士は、この体内の液体が歯を抜けて口の中に流れ出る「象牙質液体移送システム」が逆流したり、停滞する原因として、次の5つを挙げています。

(1)砂糖
(2)ストレス
(3)運動不足
(4)微小栄養素不足
(5)薬物」(p.51)

これらが原因となって「象牙質液体移送システム」の逆流を引き起こす。逆に言えば、これらを抑えれば、逆流を防ぐことができて、体の健康を保てることになります。それにしても、こんなこともまったく知りませんでしたよ。


「ちなみに歯磨きをすればするほど虫歯が予防できるかについては、WHO(世界保健機構)が2003年、「明確な相関関係を示す根拠はない」、つまりはっきり関係があるとは言い切れないと発表しています。そればかりか、頻繁に歯を磨くと虫歯ができる確率を高める場合もあります。」(p.57)

「実は食事をして歯に付いた酸性の食べ物は、歯の表面にあるエナメル質をやわらかくする性質があります。しかし唾液には口の中を中和し、エナメル質を再び修復する再石灰化の作用があるため、30分も経てば元の状態に戻ります。
 ところが食後すぐに歯を磨いてしまうと、まだやわらかいエナメル質が削り取られるばかりか、再石灰化も途中で妨げられることになります。」(p.58)

これもまた、目からウロコの情報でした。小峰氏は、食後30分以上経ってから歯磨きするよう勧めています。

実は私は、ある時から、就寝前の1回しか歯を磨かなくなりました。けれども、虫歯はまったくできません。もちろん、それだけが原因ではないと思いますが、小峰氏が言われることに納得してしまいます。


「つまり虫歯を予防するためには、食事内容や生活を見直す必要があるのです。中でも砂糖を摂らないことは、非常に重要で、砂糖をやめれば、虫歯の約9割は予防することができると考えています。」(p.60)

ここでも砂糖が問題だということですね。私はすでに20年くらい、砂糖を摂らないようにしています。調理に砂糖を使わないし、清涼飲料水や甘い缶コーヒーは飲みません。

それでも、買って食べるものや外食の料理には、砂糖が使われているものも多いでしょう。完全に食べないことは難しいですが、意識して制限することはできます。そしてこれによって健康が保てていると、私も思っています。

「小峰式予防歯科プログラムの大きな柱となるのは、一切砂糖を摂らない「シュガー・カット」、そして砂糖を摂る量を制限する「シュガー・コントロール」です。具体的なプログラムは、患者さんの状態に合わせて作成していますが、基本は患者さんの食生活をお聞きし、気づかないうちに口にしている砂糖を見つけ出してやめていただくこと。さらに細かく言うと、虫歯の患者さんには炭水化物を控えていただくことで、症状を改善に導いています。」(p.63)

私はもう数年前から、炭水化物をなるべく食べないようにしています。そのことも虫歯ができないことに貢献しているのではないかと思いました。


「「小峰式予防歯科プログラム」は長い目でみれば虫歯・歯周病予防や虫歯の炎症、さらには体の健康に大変有効ですが、すでにできてしまった虫歯を治すには長い時間がかかります。そんなとき、ついに歯を削らずに、虫歯を治せる治療法に出会うことができました。それが、今からご紹介する「ドックベスト療法」です。

 ドックベスト療法とは、アメリカで開発されたもので、ドックベストセメントという薬を使います。成分には、殺菌作用のある銅2%と鉄1%、そして複数のミネラルが含まれており、虫歯の穴に詰めることで、虫歯菌を死滅させ、歯の再石灰化を促してくれるのです。治療時間はわずか10分、フタで密閉して新たな菌の侵入を防げれば、徐々に痛みも消え、気づかないうちに虫歯も治っているという、まさに夢のような虫歯治療法です。」(p.73)

これも驚きました。すでにこんな治療法がわかっていたのですね。それならどうして、こんな良い治療法が広まらないのでしょう?

「ドッグベストについて書かれた多くの海外の文献を翻訳する中で、とんでもない論文を見つけてしまったのです。そこには「虫歯が自然に治ったりしたら、患者以外は誰も利益が得られなくなるため、これらの事実は葬り去られた」と書かれていました。つまり、虫歯が自然に治るということが人々に知られると、歯医者をはじめ、歯科に関する企業は存在する意味がなくなっってしまいます。そこで、この事実は伏せておくことになった、ということです。」(p.89)

さもありなん、という気がします。残念なことですが、こういうインセンティブは働くのかもしれません。


「しかし確かにリューマチの患者さんの歯の根っこの治療が完了すると、リューマチの症状が改善される例を何度も確認しています。逆にリューマチは、過去に歯の根っこの治療を行っていて、現在状態が悪く再治療が必要な人に多く見られることから、リューマチと虫歯・歯周病は非常に密接な関係があると考えられます。」(p.100)

これを歯性病巣感染と言うのだそうです。歯の根っこなどに病巣があって、そこから菌が全身に運ばれて、別の病気を引き起こすというものです。こういうことから、歯の状態と体の健康が密接に関係してくると、小峰氏は主張されるのです。


がん患者と歯周病患者には、共通する特徴があるそうです。「糖質を好む」「低体温である」「交感神経が常に優位にある」「呼吸が浅い」「酸性体質である」という5つの特徴です。

その中の酸性体質について、唾液のpH(ペーハー)を測定することで、虫歯になりやすいかどうかがわかると言います。たしかに、唾液が常時酸性なら、歯を溶かしやすいでしょうからね。

「唾液をアルカリ性に戻すと、かなりの確率で身体的症状が改善できるほか、虫歯の自然治癒も確認されています。また唾液のpHを測定することで隠れた体調不良を見つけ出すことができるため、この唾液検査が持つ可能性について、大きな期待を感じています。」(p.120)

体質を酸性からアルカリ性に変えるには、やはり食べ物が重要なようです。肉類や穀類、砂糖などを避けて、野菜やキノコ、海藻、果物といった食事を増やすことだそうです。

その他の特徴への対処では、体温を上げること、副交感神経を優位にすることなどについて、以下のように言っています。

「特に免疫力を高めるため、体温を上げることは重要で、私のクリニックでも食事療法に加え、体温を36.5℃まで上げるための体温上昇プログラムを行っています。体温を上げる一番簡単な方法は、半身浴を行うこと。さらに冷たい飲み物を控えて真夏でも温かい飲み物を飲んだり、日常的に運動することも効果的です。
 また副交感神経を優位にするには、深呼吸をおすすめします。」(p.120)


「つまり歯周病はメタボリック・シンドロームが口の中に表れたものと言っていいでしょう。または、これから病気になる一歩手前の未病の状態とも言えます。歯周病は、初期であれば歯石を取ったり、ブラッシングをすることで治せる場合もあります。しかし重症化した歯周病は、口の中だけでは解決できないことも多く、完全に治すのは難しいと言われています。」(p.130)

肥大した脂肪細胞からサイトカインというホルモンが作られ、これが炎症を引き起こすのだそうです。ですから歯周病は、単にブラッシングの問題とか、口腔内細菌だけが原因ではないのです。


「よく「歯茎が腫れて噛めないから」とムリしてお粥ややわらかい麺類を食べる人がいますが、これは逆効果です。痛みがあるときは、むしろ食べないほうが歯に歯垢が付きにくく、細菌も増えないので早く治ります。どうしてもお腹が空いて我慢できない場合は、野菜ジュース(ただし生ジュース)を飲むといいでしょう。」(p.131)

体調が悪ければ食べない。それが動物の常識ですからね。どうしてもというなら野菜ジュース。これも癌の対処方法と同じですね。


「砂糖や糖質はなぜ、ここまで体に悪いのでしょう。その答えの1つとなるのが「糖反射」です。東京大学の研究によると、人間は砂糖を摂ると胃と十二指腸の働きが一時的にストップしてしまうことが分かりました。」(p.139)

こういうこともまったく知りませんでした。ものを食べたのに胃や腸が働かなければ消化不良になるし、体への負担も大きくなるでしょうね。

「また砂糖が悪影響を及ぼすのは、胃腸だけではありません。砂糖を摂ると、脳ではドーパミンという神経伝達物質が大量に分泌され、快感や多幸感が得られることが分かりました。疲れたときに甘いものを食べると、一瞬疲れが取れるように感じるのは、このためだと考えられます。
 このドーパミンは増えすぎると感情の起伏が激しくなり、「怒り」「憎しみ」「恐怖感」というマイナスの感情が次々に沸き上がってきます。その一方で「優しさ」や「思いやり」が減ってしまうので、どんどん自分勝手になっていきます。またドーパミンの過剰な分泌は、精神病の1つである統合性失調症を引き起こすという見解もあり、イギリスのジョン・ワトキンス博士は「この世から白砂糖をなくしたら精神病はすべてなくなる」と断言しているほどです。」(p.140)

白砂糖は麻薬だという話は、前に紹介した「白米中毒」の中でもありました。中毒性があるため、最初は快感だけだったものが、徐々に依存するようになるのです。そうやって摂取量が増えるのです。


小峰氏は、歯の原料でもあるカルシウムについても、摂り過ぎは禁物だと警鐘を鳴らします。

「ただし人間に必要なカルシウム量は通常10~10.7mg/dlと決まっており、これより多すぎても少なすぎても、歯に悪い影響をもたらします。具体的には、12mg/dl以上と多量の場合は歯周病に、8.8mg/dl以下と少量の場合は虫歯になるリスクが高まることが分かっています。」(p.152)

カルシウムの摂取が不足しているから、もっと多量に摂った方が良いと思っていただけに、これもまた目からウロコでした。でも、どうしてカルシウムを摂りすぎると良くないのでしょう?

「細胞内のカルシウムが増えすぎると、今度は細胞内の濃度のバランスをとるため、水分も取り込み始めます。すると細胞はどんどん膨れ上がり、あるときパチンと弾けてしまうのです。するとカルシウム同士が結び付き、結晶化した状態で体中のさまざまな臓器に蓄積します。そのカルシウムが蓄積した場所によって、腎臓や胆のうにたまれば腎臓結石や胆石に、脳にたまればアルツハイマーに、筋肉にたまれば肩こりや腰痛の原因になるのです。」(p.154)

血液中のカルシウム濃度は一定に保たれるため、摂りすぎると細胞に取り込まれるのですね。それにしても、結石やアルツハイマーなどの原因がカルシウもの摂りすぎとは、驚きました。

「さらに結晶化したカルシウムは血液中に流れ出し、ドロドロとした状態で血管の壁にこびり付いて血管を狭くします。これを「粥状(じょくじょう)アテローム」と呼んでいます。「血管の壁にこびり付いているあれって、コレステロールが固まったものではないの?」と思われた方も多いと思いますが、実は違います。あのドロドロの正体は、95%がカルシウムで、コレステロールはわずか5%に過ぎません。」(p.154)

これまた目からウロコの情報でした。動脈硬化や高血圧の原因と思われたコレステロールは、実は無関係だと言うのですから。そして本当の原因がカルシウムだとすると、もっとカルシウムを摂取すべきという常識が、いかに逆効果だったかと驚く他ありませんね。


「細胞内にたまったカルシウムを押し出すには、ある栄養素が必要となります。それはマグネシウムです。」(p.157)

つまりマグネシウムを摂取すれば、細胞内のカルシウムを押し出して体内を巡るようにすることが可能になるのだそうです。カルシウムだけでなく、マグネシウムを摂取することが重要なのです。では、そのマグネシウムは、どうすれば摂取できるのでしょう?

「マグネシウムは海藻類に多く含まれていますので、私たち日本人は日常の食事の中で、簡単に摂ることができます。」(p.157)

あるいは岩塩など天然塩にもマグネシウムが含まれているものがあるので、活用するとよいとのことです。


「そういうわけで、骨粗しょう症で悩んでいる人は、今日から薬やカルシウムを摂るのをやめ、ぜひマグネシウムを摂るようにしてください。」(p.158)

「結論として、虫歯予防のために必要なのは、シュガー・コントロールとカルシウム、そして歯周病予防には糖質制限と適度なカルシウム(摂りすぎないこと)、とマグネシウムが有効であると考えています。」(p.159)

引用元: ドッグベストセメントについて

[象牙細管]を[唾液]が通過することによって[歯の内部]と[歯の外部]とがつながっている

象牙細管が開口している様子

引用元: 知覚過敏|歯と口の健康研究室|ライオン歯科衛生研究所

  • 歯は【1】[エナメル質]と【2】[ぞうしつ]からなる。
  • 象牙質は、[ぞうさいかん]という細い管〔唾液やオイルなどの液体を通す〕を無数にもっている。
  • 象牙質は、[象牙細管]を通じて液体を通す[素焼きの陶器][軽石]のようなものだ。
  • [唾液が通過する象牙細管]は、[歯の内部]と[歯の外部]とをつなぐパイプである。
  • [象牙質の液体移送システム]=[体を流れている物質はやがて歯の神経を通り、歯の表面に出てくる]を肯定する立場からすると、オイルプリングが有効である理由は明らかである。
    • [歯の表面に出てくる]とは、たぶん、こういうことであろう。
    • 歯の神経を介して体外へ出ようとするばい菌〔とくに脂溶性のばい菌〕がオイルプリングのオイルに溶かされて、効率よく排出される。
  • ただし[象牙質の液体移送システム]には[体内→体外]という[順流]と、[体内←体外]という[逆流]がある。 スタイマン博士によると[象牙質の液体移送システム]の[停滞][逆流]をもたらす原因は[1|砂糖][2|ストレス][3|運動不足][4|微小栄養素〔ビタミン、ミネラルなど〕不足][5|薬物]だとしている。
  • 歯茎が下がったせいで、象牙質の広い面積が唾液に触れている状態になる。 その状態で[逆流が発生したせいで、ばい菌や砂糖が溶けた唾液が象牙細管を通過して歯の内部に入り込む]。
  • そうすると[歯のエナメル質が健全であるように見える歯でも、内部が虫歯になっている場合がある]。
  • この場合、食生活において、[砂糖の摂取停止〔シュガー・カット〕][砂糖の摂取制限〔シュガー・コントロール〕]を行ない、[歯の内部]のばい菌が増殖するのを防ぐ必要がある。
  • その結果として、自然治癒力によって、歯の再石灰化が起こることもある。
  • その結果として、自然治癒力が及ばず、歯の再石灰化が起こらないこともある。
  • 自然治癒力が及ばない場合、3Mix-MP法などで歯と歯根を除菌して治療する必要がある場合もあるだろう。 つまり歯科治療を試みる必要があることも、考慮に入れる必要がある。
  • 全国の3Mix-MP法(R)専門医、認定医、認証マーク使用契約者一覧

[歯茎][舌][口腔内の皮膚]では経皮吸収が起こる

  • 心臓発作が起こった場合の緊急薬として[ニトログリセリン舌下錠]がある。 錠剤を舌下に入れて経皮吸収させると、血液中に[ニトログリセリン]が直接入る。
  • アルコールを口に含むだけで、[歯茎][舌][口腔内の皮膚]などからアルコール〔メタノール〕が経皮吸収され、酔いが回ってくる。
  • そのように、【血液がかよっている[歯茎][舌][口腔内の皮膚]など】は、経皮吸収を通じて、[身体の内部]と[身体の外部]とをつなぐパイプである。
  • 経皮吸収が起こるとき、そこにばい菌があれば、免疫系の防御を打ち破って、ばい菌が血管に直接入ってしまう場合もあり得ると思う。
  • 本田美奈子さんが、がんの闘病中に、口の中が腫れて痛すぎるといった感想を漏らしていることがあった。 抗がん剤で免疫力が低下すると、[歯茎][舌][口腔内の皮膚]などの防御を、ばい菌が打ち破って、皮膚の内部や血管に入り込むことがあり得るのだと思う。
  • また[唾液]を飲み込むことによって、象牙質の[象牙細管]などに寄生しているばい菌、歯周のバイオフィルムに寄生しているばい菌が、[血液]に入って、全身に運ばれていく。

象牙質の[象牙細管]などに寄生しているばい菌を殺菌する|[オレガノール・スーパー強力]をフロス〔糸付ようじ 70本入〕などで象牙質に塗る

  • 歯茎が下がったせいで、[唾液]と[象牙質]との接触面積が増えて、[象牙質]にばい菌が入りやすくなる。
  • [象牙質]にばい菌が入った状態で[砂糖の溶けた唾液]と[象牙質]とがふれあうと、虫歯になる。
  • この場合、[砂糖の摂取停止〔シュガー・カット〕]をすることが好ましいであろう。
  • 【和名】:[North American Herb & Spice, オレガノール、 スーパー強力、 1 fl oz (30 ml)]
  • 【英名】:[North American Herb & Spice Co.|Oil Of Wild Oregano|Oreganol|SUPER STRENGTH|Mediterranean source P73 1 fl oz (30 ml)]
  • [1液量オンス]≒[30ml]です。
  • 液量オンス - Wikipedia

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  • [砂糖の摂取停止〔シュガー・カット〕]をする。
  • 普段から[寝る前]と[寝起き]などにオイルプリングをして、お口の中の雑菌を取り去っておく。
  • [オレガノール・スーパー強力]を[別のスポイト付きビン]に小分けにしておく。
  • [別のスポイト付きビン]のスポイトで[糸付ようじ]の糸に[オレガノール・スーパー強力]を塗りつけて、歯間に差し込み、できるだけ歯根の象牙質に近い部分で、[糸付ようじ]を前後に2度ほど動かす。
  • 塗布された[オレガノール・スーパー強力]を歯根の象牙質に浸透させるために、[舌]と[口の筋肉]とで[唾液を吸い出す圧力]=[負圧]をかけて終了とする。
  • 要するに、[ターゲットの象牙質の近くにオレガノール・スーパー強力を塗りつけて][唾液をチュッと吸う感じで負圧を生じさせることで、オレガノール・スーパー強力を歯の象牙質に吸い込ませる]ことで終了とする。

口腔内のバイオフィルムを物理的に破壊する

私は、歯磨き粉と歯ブラシによる歯磨きの口すすぎのタイミングで、[ジェットウォッシャー ドルツ]を使って、[歯][歯茎][舌][口腔内の皮膚]を洗浄しています。

水が冷たい季節の場合、ぬるま湯をつくって[ジェットウォッシャー ドルツ]のタンクに注ぎ込み、歯と歯茎の周辺にあるバイオフィルムを定期的に破壊する。 春から秋は、水道の水でよい。

パナソニック Panasonic EW-DJ11-A [ジェットウォッシャー ドルツ 防水・ポータブルモデル 電池式]

[ハイリスク・ハイリターン]的なあらわざ|安定化二酸化塩素

安定化二酸化塩素は、危険と隣り合わせでありながら、効果が出るときは、高い効果が出ることがあります。 そういう[ハイリスク・ハイリターン]な方法なので、自己責任で実践なさってください。

安定化二酸化塩素の濃度、つまり、どれくらい希釈するかについて、細心の注意を払う必要があります。

Amazon.co.jp: 安定化二酸化塩素 5%原液500g 2本セット: ドラッグストア

およよ
5つ星のうち5.0 歯〇病の撃退は口腔内除菌が重要
2020年2月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2020/9/21追記 (2022/4/8更新)

2年ぶりに歯〇病の検査をしていただきました。
※ この2年間はメンテナンス期間で口腔内カビ対策ですが初回、5~10分これでもかとクチュクチュすれば他のレビューにあるように一発で改善します。

前回から下記の要領で安定化二酸化塩素を使用しました。

・安定化二酸化塩素を500mlのペットボトルを用いて水道水100倍希釈水として使用
・毎朝1回だけ、"最低30秒"、希釈水を口腔内全体、歯間にゆきわたらせてゆすいだ後、軽くブラッシング
・ゆすぐ時間が最も重要で、一般的なクチュクチュ、ペッは短時間過ぎて効果は低下するため注意
・やわらかいブラシを使用し、歯全体をまんべなく、やさしく、短時間磨き、決して"長時間、丁寧に磨かない"
・日中、歯の汚れ、歯間が気になる場合はフロス使用、または、希釈水ゆすぎ+ブラッシングを追加
・ペットボトルの希釈水は冷蔵室で保存し、10日ほどをメドに残っていた場合は捨てて作り直す

以上のことを2年間行って、検査に臨んだところ
・歯〇病菌ゼロ、常在菌は存在
・初回カビがびっしりだったのが大幅に軽減していた

以上、参考にしてください。
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onebeat
5つ星のうち3.0 消臭のために買ってみたが、それより口内で使うと次亜塩素酸よりも効果的な気がする。
2019年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1年ほど前にこの商品をチェックしたときは、確か1000円以下、890円くらいだったような。
今回、2019年4月に購入しましたが、1480円でした。

次亜塩素酸による虫歯口内殺菌を10年くらいつづけてきました。
歯科のわりと高額な次亜塩素酸イオン水による殺菌はなめらかで塩素臭も比較的少ないですが、
個人でやる次亜塩素酸(哺乳瓶殺菌液の希釈)は塩素臭も強く、濃度調整も難しく口内が荒れやすくなります。
しかしこの製品の100倍希釈(自分は200倍くらいの希釈で使用)は無臭に近く、口内への刺激も少ないようです。実際の殺菌力がよくわかりませんが、実験を継続したいと思います。
次亜塩素酸による殺菌より、殺菌効果があきらかに強い気がします。
今知りたいことは、実際医療の現場のピロリ菌殺菌で使われている方法はどのようなものかということです。

(後日追記)
他のかたも書いている「清水英寿  口腔内科」にこの二酸化塩素による口内除菌の話がでてきます。
次亜塩素酸をやめて、この二酸化塩素による口内殺菌を継続してみようと思います。
もちろん自己責任で。

(後日追記2)
神経のない歯ばかりでどんどん虫歯になり神経をとる状態がつづいていました。歯を磨いても無理な体質、口内環境。
今更、正直おそすぎると思いますが、ここ10年くらい次亜塩素酸を使うことで虫歯進度は遅くなっているかと思います、しかし金属の被せものの下は虫歯菌の進行をとめることはできません、むしろ金の被せもののせいで次亜塩素酸をつかっても虫歯菌をころせないんです。神経のない歯は深いところに虫歯菌があり表面的な殺菌はほぼ意味がない状態でした。次亜塩素酸はタンパク質に反応して安定化してしまい、殺菌力がなくなります。この二酸化塩素は口内で使っていて、殺菌力の低下がなく効果が継続的なのはすごい。本に書いてある通り体内にとりこまれて効果がさらにでるなら、期待できます。体への悪い影響についてまったくわかっていないので、他人におすすめするべきでないと思いますが、自分は自分の体をつかって実験を繰り返したいと思っています。
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引用元: Amazon.co.jp: 安定化二酸化塩素 5%原液500g 2本セット: ドラッグストア