【衝撃】2026年「丙午」に起きる日本の大転換|川嶋政輝|2026年の丙午という歴史的な大転換期を前に、日本は新自由主義的グローバリズムや他国への依存によるアイデンティティの喪失から脱却し、1人ひとりが自らの軸を取り戻して、停滞した社会構造を根本から変革していく必要がある。現代社会で失われた中間共同体や師弟関係という温かい人間関係を、日本古来の価値観や食を中心とした共同体を通じて取り戻すことが、2026年以降の日本再生と個人の精神的自立における鍵となる。
2026年の干支である丙午はマイナスがプラスに転じる特殊な1年になる
2026年は干支で丙午にあたり、非常に特殊な1年になる。 暦は人間の集合意識に影響を与え、社会の流れを変化させる。 丙は太陽を意味し、午は真夏や真昼を象徴する。 炎の性質が重なる丙午の時代は、マイナス100がプラス100に転じるような極端な変化が起こる。
強大なエネルギーにより古い秩序が崩壊し光と影が明確に現れる
丙午のエネルギーは極めて強いため、古い秩序が崩壊する動乱の年として歴史的に恐れられてきた。 丙午の時代には、世の中の光と影がはっきりと現れる。 暦の上だけでなく、現実の社会情勢においても丙午の時代には同様の変化が予測されている。
イギリスの経済誌であるエコノミストが2026年の4つの主要テーマを提示する
世界的に影響力のある経済誌であるエコノミストは、2026年の主要テーマを4つ挙げている。 1つ目は勢力図が変化して窮地に立たされたアメリカである。 2つ目は次の座を狙う好機にある中国である。 3つ目は追い詰められた状況で試されているヨーロッパである。 4つ目は世界を巻き込み本格化するAI革命である。
激動の時代において未来を形作る側になるか形作られる側になるかが問われる
エコノミスト誌には[Shape the future, or be shaped by it?]という言葉が記されている。 エコノミスト誌の記述は、自ら未来を形作るのか、それとも未来に形作られるのかという問いを投げかけている。 激動の時代だからこそ、世界が自分たちの未来に与える影響を考える重要性が増している。
先進国の中で唯一日本だけが貧困化し実質賃金が下がり続けている
現在の日本には過去30年の停滞による閉塞感が漂っている。 G7諸国の中で唯一、日本だけが貧困化の道を辿っている。 1990年代後半のピーク時から実質賃金は下がり続けており、日本には出口のない停滞した経済状況が続いている。
構造的な矛盾が限界を迎え日本そのものが大きな転換フェーズに入る
2025年には日本の政治の世界で大きなムーブメントが起こった。 数年前まで不可能とされた変化が現れたのは、戦後日本が抱えてきた構造的な矛盾が限界点を迎えたためである。 日本そのものが大きな転換を迎える重要なフェーズに突入している。
時代の変化が早いため正邪を併せ呑むようなエネルギーが必要になる
激動の時代には完璧な正解を持つ人間は存在しない。 昨日の正解が今日の不正解になるほど変化が早いため、賛否両論を巻き込みながら空気を動かす力が必要である。 聖徳太子が説いた[和を以て貴しと為す]の精神と同様に、議論を尽くす姿勢が本来の政治のあり方である。
1人の権力者や大企業が市場を支配しコントロールできる時代が終了する
巨大な権力者の意思だけで国家や民衆を操れる時代は終わった。 情報が溢れ返る現代では、大手企業であっても市場の需要をコントロールしきれない。 誰も答えを持っていない時代において、市場の動きは予測不能なものとなっている。
1人ひとりが集合的無意識と戦い時代を変えていく主役になる
時代を動かしているのは、人々の制御不可能な集合的無意識である。 特定の救世主が現れて世界を救うという期待はもはや通用しない。 2026年の丙午からは、1人ひとりが時代を変えていく主体となっていく。
日本の1人当たりGDPは世界の中で転落の一途を辿っている
日本の労働生産性はG7の中で30年以上も最下位である。 効率よく価値を生み出せていない事実は、国民1人ひとりの稼ぎを示す1人当たりGDPに反映されている。 1996年に世界5位だった順位は、2023年には25位まで下落し、イタリアや韓国に追い抜かれている。
ゆとり教育による授業数削減が国家の知的体力を弱体化させた
日本の強みであった科学技術力や物づくりの土台が教育現場で失われた。 1960年代には中学校で420時間あった理科の授業が、2000年代には290時間に削減された。 小中学校合計では約4割の理科の授業時間が削られ、日本の国家的な知的体力は著しく低下した。
行き過ぎた新自由主義が国民の幸福よりもお金の流れを優先させる
世界で同時多発的に起こっている保守化の動きは、行き過ぎた新自由主義やグローバリズムへの反発である。 資本の流れが国民の幸福よりも優先される構造に対し、各国で文化や伝統を再評価する動きが強まっている。 国民の幸福を優先するために、自国の文化を大事にする政党が支持を得ている。
外資による日本の切り売りに対し多くの人が本能的な危機感を抱く
日本の水源地や山林が外国資本に買い占められ、里山が太陽光パネルで埋め尽くされている。 目先の利益を優先して日本の国土や文化が変質していく現状に対し、多くの日本人が本能的な危機感を抱いている。 日本の風景が壊されていくことに、人々は声を上げ始めている。
資本効率のみを追求したグローバリズムは人の命すら商品化する
2026年にラスベガスで開催予定のエンハンスゲームは、ドーピングを容認する肉体改造の祭典である。 エンハンスゲームは人の命や人生を切り売りし、効率や合理性のみを追求する現代の極致である。 効率を優先する西洋近代的な思考が行き着いた終着点といえる。
株主至上主義の浸透により現場の労働者が報われない構造が定着する
日本の大企業では、従業員の給料や設備投資よりも株主への配当が優先されている。 外国人投資家が利益を得る一方で、現場で働く人々が苦労する構造が作られた。 株主至上主義の構造を変えない限り、日本そのものの沈没は免れない。
日本は戦後一貫してアメリカに依存し自らのアイデンティティを喪失した
戦後の日本は、安全保障をアメリカに依存することで自国の精神的な土台を失ってきた。 日本の教育や神話は排除され、目先の経済的豊かさだけが追求された。 守るべき価値を失ったことで、日本という国家の軸が消滅した。
価値という軸を失った日本人はリスクを恐れるデフレマインドに陥る
国家のアイデンティティを失った結果、日本人は周囲の顔色を伺う主体性のない状態になった。 リスクを避け、変化を拒む心理状態がデフレ経済を固定化させている。 日本人の中心となる個性が立たず、世界の中での魅力も損なわれている。
損得を超えた人間関係が失われ家庭や職場が安心できる場所ではなくなる
価値観の軸が消滅したことで、損得勘定を超えた温かい人間関係が世の中から消えつつある。 企業における上司と部下の関係も、家庭における親子の信頼関係も形骸化している。 世間体や常識に縛られた形式的な関係が、人々の精神的な安らぎを奪っている。
社会の仕組み化が人間関係の希薄化を招いている
現代社会はパワーハラスメントやコンプライアンスといった画一的なルールで仕組み化されている。 本来は人と人とが深く関わり、時に心を鬼にして叱るような踏み込んだ関係が必要である。 しかし規制が強まった結果、人を育てるという面倒で非合理なプロセスが排除されている。
中間共同体の喪失が個人の孤立を引き起こしている
かつては近隣住民が子供を叱り、世話を焼くような地域コミュニティが存在した。 現在は国家と個人という両極端な存在しかなく、心を支える中間共同体が消滅している。 中間共同体の欠如が、引きこもりや孤立といった社会問題を生む土壌となっている。
愛着障害の量産が経済的停滞の一因となっている
リスクを恐れて他者との関わりを避ける回避性の愛着障害を持つ人々が量産されている。 精神的な脆弱性は、挑戦やリスクを避ける国民性として経済にも影響を及ぼしている。 個人や家庭を守ることだけに固執する姿勢が、30年にわたる経済停滞を招いている。
2026年の丙午は精神的価値を取り戻す転換点になる
2026年の丙午は、これまでの停滞から脱却し、大きな転換を起こすべきタイミングである。 戦後の教育で伏せられてきた日本の素晴らしさや魂の力に目を向ける必要がある。 歴史や神話を学び、日本人の言葉で未来を語り合う場を持つことが日本人の価値を取り戻す鍵となる。
北極老人との出会いが人生の志を育む契機となった
大阪府枚方市楠葉の大学受験塾[ミスターステップアップ]で、伝説の指導者である北極老人に出会った。 北極老人は受験指導に留まらず、手料理を振る舞い、学問の面白さを縦横無尽に語る人物であった。 ミスターステップアップには血縁を超えた家族のような絆があり、知的好奇心と情熱が芽生えた。
師匠を持つ師弟関係が自己のアイデンティティを確立させる
昔の日本人は親以外の師匠を持ち、師匠の背中を見て自分を磨く師弟関係を築いていた。 親を唯一の価値基準にせず、圧倒的な存在である師匠に憧れることで精神的に自立した。 現代においても、歴史上の偉人や尊敬できる人物を心の師として持つことが重要である。
食卓を囲む温かい共同体が日本再生のモデルケースとなる
[ゆにわ]というグループでは、約200人のスタッフが共に食卓を囲む生活を送っている。 食を中心とした温かい支え合いの場があるからこそ、安心して挑戦し人が育つ環境が整う。 ゆにわのようなコミュニティのあり方が、これからの日本再生のひな形となる。
2026年の開運初詣セミナーで人生の天名を見出す
2026年の年明けに、各地の神社で参拝セミナーを開催する。 枚方の交野天神社会場は、人生の軸や天名を見つけたい人に適している。 住吉大社会場は、商売繁盛や価値観を広めるエネルギーを授かる場である。 各神社での学びと参拝を通じ、新しい1年の志を立てる。